受験生をもつ親御さまへ (その6) 緊張している受験生のお子さまはいませんか?
中学3年生がナーバスなとき
力みまくっているお子さまの姿をみてると、
おいおい受験生、肩の力を抜いて!
と言ってしまいたくなりそうです。
こんな受験生をみたとき、どんな言葉を掛けてあげたらよいのでしょうか?
受験生が自分でわかっていることは言わない
「緊張するな!」
「力むな!」
そんな言葉が、一番分かり易い言葉ですよね。
でも、そんなことを言っても、
「緊張していない!」
「力んでなんかいない!」
「うるさい!」
とか、反発されてしまうかも。
誰よりも、受験生自身が、
自分が緊張していることを感じ取っているのでしょうね。
コントロールできない緊張状態
それに、
緊張するな!と言われたところで、
なかなか身体はいうことを聞いてくれません。
リラックスするどころか、逆に緊張してしまうかもしれません。
その結果、
普段の勉強でも、
試験においても、
集中できない、
力を発揮できない、
そんな状態を繰り返してしまうのです。
緊張している受験生へのアドバイス
じゃあ、こうしてみてはどうでしょうか?
「肩を上下に動かしてみよう!」
「ストレッチをしてみよう!」
どうでしょう。。
やはり、そんなことをやっても、なかなか力みはとれません。
では、どうしたらよいのでしょうか?
ずばり、そんなときには、わざと、
「緊張しよう!」
「力むぞ!」
と言ってみましょう。
そして、それから、
ゆっくりとした呼吸に戻して、
ゆっくりとした呼吸をして、
力を抜いてみましょう。
自分は緊張している、緊張していると、自分で言い聞かせてみると、
なかなか自分では緊張出来ないことに気付きます。
その過程で、冷静に自分を見ることもできるのです。
既に、緊張して力んでしまっているのであれば、
一度自分でも力をいれて、それから力をリラックスすれば、
力みを取ることもできます。
緊張しすぎて、身体が硬直してしまっているような場合には、
拳を強く握って、力を抜いて手を開く、
力を背伸びをしてから、脱力する
目に力をいれてギュッと目をつぶってから、
一気に目の力を抜く、
そんなことをしてみて下さい。
緊張していると、
力んでいると、
頭も硬直してしまし、集中力を発揮出来ません。