受験生の勉強方法 | 学校授業と宿題、定期試験対策、入試対策はこうする!
高校受験の勉強方法:勉強とは「頭を動かすこと!」
残念だなあという人を見かけます。
もの凄い努力しているのです、頑張っているのです。
・機械的に暗記したり
・ひたすらにノートを作ったり、
・ノートを写したり、
・整理整頓したり、
しかし、これは間違った方法です。
はっきり言っておきます。勉強とは、頭をくるくると回転させることなのです。
頭を繰り返し使って、頭自身に方法、考え方を覚えこませるのです。
・ああ、頭を使っていないなあ、
・手を使っているなあ、
・作業をしてしまっているなあ、
と感じたら、それはもう勉強ではありません。
単なる自己満足ですので、即効その方法は辞めて下さい。
授業中の過ごし方
ノートは取るの?
授業内容の書きとりを一生懸命行うことに意味はありません。
授業で行ったことすべてを書くことは単なる自己満足に過ぎません。
「授業中に先生が書いたこと」
「先生がポイントといったこと」
の要点をしっかりと書いて下さい。
あとはふむふむと聞いているだけでよいのです。
そうはいっても、、
そうですよね。先生によっては、授業中ノート提出を求めてくる場合があります。
先生としては勉強が出来ない生徒にも「ノートを出せば」、それだけで点数をあげるよ、ということですが、こういうことをされると、授業中のすべての話しをもノートに取らなくてはなりません。
確かに、授業中のノートは、その先生が出題する学校の「定期テスト」対策としては使える資料です。
しかし、「定期テスト」においてしか役立ちません。高校受験においては役に立たないのです。
高校受験を見据えて勉強している場合には、どこまでノートをとるか?ということは取捨選択の問題となります。
公立高校を視野に入れている場合には、「定期テスト」の点数も取るために、ノートをしっかりとることにもそれなりの意味があります。
宿題のやり方は?
学校の宿題は、労力と時間が消耗します。
宿題は成績に影響がでない程度に、リラックスして行ってください。
宿題を出した先生の評価には多少影響するかもしれません。しかし、高校受験を考えた場合には、受験に役立つ宿題と、足を引っ張る宿題があるのです。宿題を出した先生自身は「受験にも役立つから!」とか言いますが、、必ずしもそうではありません。
サクッと簡単に終わらせてください。
キチンとやるのですがあまり手間暇をかけずに終わらせるという意味です。ここに工夫や知恵が入ります。
定期試験対策は?
授業中のノートが貴重になります。
もっとも、授業で先生が大切だと言っていたポイントのみが、後からチェック出来ればよいです。
逆に言うと、ポイントだけ書いてあり、ポイントを確認できればそれで十分です。
試験前に、ノートを書き直す人がいます。書き直し(まとめ直し)を勉強だと勘違いしている人がいます。
しかし、はっきり言っておきます。時間の無駄です。辞めてください。
書き直し(まとめ直し)には何の意味もありません。単なる自己満足の行為にすぎません。
単なる手の運動にすぎません。
学校のワークがあるのであれば、最低3回は解いて下さい。
おそらく宿題として課されて、提出を求められていることでしょう。
でも必ず、解いて下さい。下記4「受験勉強対策」に記載される通り解いてみてください。
受験対策は?
問題を解くこと。これに尽きます。
問題を解くことが始まりで、問題を解くことで終わります。
問題を解くことにより頭を動かします、頭を動かすこと、これこそがまさに勉強です。
問題にも様々なものがあります。一番良いのは、入りたい学校の過去問題です。
過去問題は貴重です。今年の入試問題は過去の入試問題をベースとして作成されています。
問題作成者は、過去問題を参考にして、過去の受検者がどういう間違いをしたか、どういう風にして問題を解いたか、ということを分析しています。分析を基にして、今年はこういう生徒に入学して欲しいという判断をしています。その判断に基づいて今年の問題を作成しているのです。
今年の問題は、過去問題がベースとなっています。よく過去問題から同じ問題(同様の問題)が出るという人がいますが、これはまさにその通りなのです。
繰り返しますが、入試は過去問題をベースとして作成されています。学校の先生の話しは問題には出てきません。教科書の話しもでてきません。過去問題から出題されます。
間違えた問題は?
問題をといて、間違った問題、解らなかった問題に印をつけておいてください。後日その問題を解いて下さい。
解答に至る過程は紙(ノート)に書いて下さい。紙に書いた文字は決して消しゴムで消してはいけません。
解答ノートは、自分の思考過程を確認できる貴重な資料となります。必ず残しておいてください。何度も自分の思考過程を確認し、修正するのです。
何度も間違える問題があります。
問題解説のみならず、他の参考書も確認してください。
学校の先生に聞いたり、友達に聞いたりしてください。一番良いのは普段から勉強を見てくれている家庭教師の先生がいることがベストですが、家庭教師がいない場合には、利用し易い勉強教材を使って確認してください。
何度も間違える問題について、どうしても内容が理解できないときには、その問題は捨ててしまって構いません。
というよりも、捨ててください。すべての問題ができる必要はないのです。
平均すると「5%」の問題は、おそらく解けない問題です。考えてもわからない問題です。
解らない問題は捨ててください。捨てる技術が必要となります。
何度も間違えるけれども、間違えた理由がわかる問題、正解となる解き方が理解できる問題は、「間違いノート」を作成してください。「間違いノート」には、解答に至る道筋の他に、先生に聞いたり調べたことを書きこんで下さい。
「何故間違えるのか?」
「ポイントはどこか?」
「問題を解くにあたり、気を付けるポイントはどこか?」
「間違いノート」は、受験前や模試前に、何度も見直してください。
あなたの最強の武器となります。
息抜きの必要性
キチンと計画的に勉強をしているのであれば問題ありません。
息抜きは必要です。ゲームやテレビやスマホ等は、目や神経が疲れるのでお勧めはしませんが、リラックス出来るのであれば程々にすることは構いません。