都立青山高校は、1940年に東京市赤坂区に東京府立第十五中学校として創立しました。渋谷区の東京都立多摩中学校との統合を経て、1948年に現在の校名に改称しています。
都立青山高校は、
- 「健康な身体を作り」
- 「知性を高め」
- 「情操を豊かにして」
- 「個性を伸ばし」
- 「社会性を培う」
ことを教育目標として掲げており、自主性を尊重すると共に、自律の態度を養い、規律ある生活習慣づくりの育成を目指しています。
部活動や、高校の各種行事にも積極的に参加する態度を評価しており、学習との両立を図ることを目指しています。
都立青山高校の偏差値と難易度・倍率(推薦と併願優遇も)
偏差値 | 一般男子:70 | |
入試難易度 | ||
2017年度の入試倍率 | 推薦男子:応募54名 推薦女子:応募106名 | 合格14名(3.86倍) 合格13名(8.15倍) |
一般男子:応募258⇒受験225 一般女子:応募250⇒受験224 | 合格132名(1.70倍) 合格124名(1.81倍) |
都立青山高校は、都立高校の中でも難関校の一つです。
都立青山高校の推薦入試においては、推薦合格枠が10%と狭き門であるため、男女共に応募倍率は高くなる傾向にあります。
一般入試の学力検査による受験も、推薦入試ほどではないですが、入試倍率は高めに推移しています。
受験生のレベルが高いですから、都立青山高校に確実に合格したい場合には、偏差値も内申点も上げていく努力が必要です。
内申点でいうと、44を目指すと良いでしょう。自分を信じて前進することが大切です。
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都立青山高校の入試問題、選抜方法・推薦入試、学力検査
都立青山高校の推薦入試 | |
推薦入試枠 | 10% |
調査書の活用 | 評定 |
調査書 | 450点 |
集団討論と個人面接 | 150点 |
小論文 | 300点 |
推薦内申の目安 | 男42、女43(45点法) |
都立青山高校の入試(学力検査:一次) | |
学力検査 | 5教科 |
学力検査:調査書 | 7:3 |
学力検査 | 国・数・英科目はグループ作成問題です。 2018年度より、青山高校作成の独自問題に変更予定です。英語リスニング問題は、東京都立高校の共通問題が出題されます。 |
都立青山高校の面接内容 | |
面接時間 | 10分間ほど |
質問内容 |
|
都立青山高校では、年2回、中学3年生を対象にして「入試問題説明会」を実施しており、国語・数学・英語・理科・社会の5教科が対象となります。
都立高校の入試必勝対策についてまとめています。
都立青山高校が求める生徒像
東京都教育委員会の資料「本校の期待する生徒の姿」より抜粋しました。
- 学習に意欲的に取り組むことができ、極めて優秀な成績の生徒
- 入学後も着実に努力を重ね、将来の進路に対する明確な目標をもつことができる生徒
- 学校行事・部活動・生徒会活動などに積極的に参加し、リーダーシップを発揮できる生徒
- 自分の行動に責任をもち、集団生活のルールとマナーを守ることができる生徒
- ※ 特に推薦選抜においては、難関国立大学への現役合格を目指すという目的意識の高い生徒が望ましい。
都立青山高校の進学実績・進路
2017年度の卒業生数⇨283名
国立大学の合格状況 | |||
---|---|---|---|
東京大学 | 6 | 横浜国立大学 | 1 |
京都大学 | 1 | 埼玉大学 | |
東工大学 | 7 | 筑波大学 | 3 |
一橋大学 | 6 | 東京外語大学 | 7 |
千葉大学 |
私立大学の合格状況 | |||
---|---|---|---|
早稲田大学 | 67 | 日本大学 | 37 |
慶應義塾大学 | 31 | 東洋大学 | 28 |
上智大学 | 19 | 駒沢大学 | 6 |
東京理科大学 | 42 | 専修大学 | 3 |
学習院大学 | 7 | 大東文化大学 | |
明治大学 | 115 | 東海大学 | 2 |
青山学院大学 | 34 | 亜細亜大学 | 1 |
立教大学 | 39 | 帝京大学 | 2 |
中央大学 | 29 | 国際基督教大学 | 4 |
法政大学 | 33 | 津田塾大学 | 7 |
東京女子大学 | 21 | ||
日本女子大学 | 18 |
※大学進学率⇒ 75%
※青山高校は東京都の進学指導重点校として、着実に実績を残していますね。
都立青山高校の特色・評判・併願先
都立青山高校の授業
都立青山高校では、思考力・判断力・表現力を伸ばすために、
- アクティブ・ラーニング
- 記述式問題など、
生徒の主体的な学びを取り入れた授業を行なっています。
普段の授業とは別途、放課後や、長期休暇を利用した講習、土曜日の講座が実施されます。
都立青山高校の高校2年生
高校2年次に、ドイツ語かフランス語を選択履修できます。
高校3年生
高校3年生になると、志望大学を見据えて、文系と理系別の必須選択科目が設置されます。
また、自由選択科目からも、文系・理系とも6単位まで選択できます。
都立青山高校の大学入試対策
都立青山高校では、大学受験を視野に入れたレベルが高い授業を行なっています。授業の予習は必須でしょう。
- 大学入試説明会
- 校内の学力テスト
- 外部模試
などを実施するとともに、
- 自習室の確保
- 卒業生のチューターによる学力相談
も実施しています。
都立青山高校では、ほぼ全員が国公立大学を目指しており、東京大学や一橋大学などの難関大学の志願者が増えてきています。
都立青山高校の授業は、国公立大学を目指したカリキュラムを組んでおり、「高きを望み、安易な妥協はしない」という精神を大事にしています。
併願先の高校
都立青山高校の受験を検討している中学生が、併願受験を検討している高校はこちらです。
東京都の高校 | 青山学院高校、城北高校、本郷高校、東洋高校、帝京大学高校、広尾学園高校、中央大学附属高校、中央大学杉並高校 |
神奈川・千葉・埼玉の高校 | 中大附属横浜高校、桐光学園高校、日大習志野高校、立教新座高校 |
一歩差をつける!都立青山高校の受験対策の方法
都立高校の第一志望に合格するためには、主要5教科を徹底的に学習することが重要です。入試傾向を徹底分析して、合格に必要な学力をつけるべきです。
特に差が付きやすい「数学」と「英語」については、入念に対策をすると良いでしょう。
第一志望の公立高校に合格した先輩受験生たちの勉強方法には共通項があります。
それは、
- 出題傾向を踏まえた学習ツールを使うこと
- 過去問を分析すること
という2つのことです。
合格するにはコツがあります。勉強にはやり方があります。
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