早稲田実業学校高等部は、1901年に早稲田大学の前身である東京専門学校の教育理想を実現するために、早稲田大学の学風に基づいた中等教育を進めるために設立しました。
一時期早稲田大学から独立した時期もありますが、1963年に再び早稲田大学の系列に復帰しています。
2001年には、早稲田鶴巻町から現在地の国分寺に移転し、2002年より男女共学校となりました。
校訓として、
- 他を敬し、
- 己を敬し、
- 事物を敬す
という「三敬主義」を掲げています。
伝統を受け継ぎ、豊かな個性と高い学力をもち、苦難に打ち勝つたくましい精神力を兼ね備えた人物の育成を目指しています。
早稲田実業高校の偏差値と難易度・倍率(推薦と併願優遇も)
偏差値 | 男子:71 女子:72 | |
入試難易度 | ||
2017年度の推薦倍率 | 男子:応募89⇒受験89名 女子:応募38⇒受験38名 | 合格45名(2.0倍) 合格19名(2.0倍) |
2017年度の一般入試倍率 | 男子:応募660⇒受験612名 女子:応募437⇒受験411名 | 合格212名(2.9倍) 合格138名(3.0倍) |
早稲田実業高校の入試選抜は、
- 推薦入試(第一希望。スポーツか文化のいずれかの分野)と、
- 一般入試という、
2つの形態があります。
早稲田実業高校への入学を希望する中学生は非常に多く、偏差値も70以上が必要です。東京都内でも最上位に位置付けられる学力が高い高校となります。
受験生の学力水準は高いため、合格を確実に勝ち取りたい場合には「偏差値75以上」は必要だと考えてください。
例年、偏差値70以上の中学生も不合格となるケースが相当数あるので、入試当日まで気を抜かずに勉強に励んでください。
早稲田実業高校の入試問題、合格最低点、内申点基準
早稲田実業高校の入試問題/選抜方法
推薦入試
- 作文(60分)
- 個人面接(20分)
- 調査書
- 活動実績証明書、活動実績資格相談参加証明書
一般入試
- 国数英(国数各60分・英70分、各100点。)
- 調査書
※英語試験には、リスニングがあります。
>>リスニングに不安がある方は読んでください。
早稲田実業高校の2017年度合格最低点
一般男子:210/300
一般女子:210/300
推薦入試の内申点基準
中学校1年次・2年次と、3年次12月末迄の全必修教科の評定合計が「94」以上であること(平均すると3.5)。
評定の中に「1」が一つでもあると不可です
帰国生の受け入れ状況
一般入試と同日程で、帰国生の入試を実施しています。帰国生の募集人員は、一般入試の募集定員数内で、且つ10名以内です。
早稲田実業高校の学費
初年度合計:1,140,000円
入学時 | 1年終了時 | |
入学金 | 300,000 | – |
施設維持費 | 120,000 | 192,000 |
授業料 | – | 468,000 |
経費 | – | 60,000 |
小計 | 420,000 | 720,000 |
※受験料=28,000円
早稲田実業高校の進学実績・進路
2017年度の卒業生数⇨375名
国立大学の合格状況 | |||
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東京大学 | 横浜国立大学 | ||
京都大学 | 埼玉大学 | ||
東工大学 | 筑波大学 | ||
一橋大学 | 東京外語大学 | ||
千葉大学 |
私立大学の合格状況 | |||
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早稲田大学 | 377 | 日本大学 | |
慶應義塾大学 | 2 | 東洋大学 | |
上智大学 | 駒澤大学大学 | ||
東京理科大学 | 2 | 専修大学 | |
学習院大学 | 大東文化大学 | ||
明治大学 | 東海大学 | ||
青山学院大学 | 亜細亜大学 | ||
立教大学 | 帝京大学 | ||
中央大学 | 国際基督教大学 | ||
法政大学 | 津田塾大学 | ||
東京女子大学 | |||
日本女子大学 |
※四年制大学への進学率⇒ 98%
※早稲田大学の各学部には「364名」が、内部者推薦制度で進学しています。
早稲田実業高校の情報・併願先・評判
海外研修/英語
高校1年次と高校2年次の夏休みには、希望者選抜生で、3週間のカナダ研修を実施しています。
また、海外交流補助資金を準備しており、海外に自主的に訪問する活動も補助しています(最大20名です)。
普段の英語授業では、ネイティブスピーカーによる授業を実施しており、高校3年生では、全員がTOEFL・ITPなどを受験しています。
早稲田実業高校のカリキュラム
早稲田実業高校では、高校2年生より、希望者は早稲田大学の授業に参加できて、大学進学後の単位として認定されます。
高校3年生は、選択制の授業を導入しており、早稲田大学教員による特別授業も実施しています。また、「初級会計学」「経済と法」も認定教科として選択することが出来ます。
早稲田実業高校では、早稲田大学進学後の発展的な学習に必要となる基礎学力を養成するカリキュラム編成を取っています。
併願校の高校
早稲田実業高校の受験を検討している中学生が、併願先として検討している学校はこちらです。⇒併願先の公立高校の受験対策はこちらから!≫
都立高校 | 日比谷高校、西高校、国立高校 |
神奈川・埼玉の公立 | 横浜翠嵐高校、湘南高校、浦和高校 |
私立の高校 | 早大学院高校、豊島岡女子高校、青山学院高校、早大本庄高校、慶応志木高校 |
一歩差をつける!早稲田実業高校の受験対策の方法
入りたい高校に合格するには、合格する方法で勉強しましょう。合格者にはやはり共通項があるのです。
勉強方法にも、使用教材にも気を配ることが重要です。
合格実績が高い教材は、やはりあります。スタディサプリを使って学力をアップさせる中学生、受験生はとっても多いのです。
スタディサプリは熱意溢れる、東京でも有名な先生が熱心に授業をしてくれるので子供も授業内容に引き込まれたみたいで。家でもスタディサプリで集中して勉強するようになったのです。
偏差値は5も上がりました!
高校受験を無事に成功させるために、最後まで手を抜かないこと!
全力を尽くしてください。応援しています!
成績を上げるには秘訣があります。
「家庭教師に見てもらうこと」で格段に学力UPします。
無料体験授業を受講することから始めてみましょう!