あなたのお子さんは、学校の他に、
・学習塾に通っていたり、家庭教師に指導してもらったりしているのではないでしょうか?
・独学で勉強している子どももいることでしょう。
・習いごとで、学期を習ったりもしているかもしれません。
・部活動に入ったり、自分でトレーニングしているこどももいることでしょう。
取り組む場所を決めさせる | 子どもの勉強管理
活動なお子さんや家の方針があるほどに、子どもは多くのことを行っていることと思います。
では、お子さんは、上述の行動をどこで行っているでしょうか?
・学校の勉強も、塾の勉強も、学習塾の勉強も、同じ机で行っていたりしませんか?
・読書が好きな子どもの場合には、読書を机でしていたりはしませんか?
・トレーニングをする子どもの場合、勉強机がある同じ部屋でトレーニングしたりはしていませんでしょうか?
子どもも、大人も、環境に大きな影響を受けます。
だから、行動内容を変えるときには、行動する場所も変えると、意識が変わります。行動に集中しやすくなるのです。
学校の勉強は●●の場所で行う。
塾の勉強は●●の場所で行う。
読書は●●の場所で行う。
筋トレは●●の場所で行う。
というように、場所ごとに行動を変えてみましょう。
場所を変えたうえで、読書をする場所では、リラックスした環境づくりをしていく。
筋トレする場所には、トレーニングにすぐに入れるように筋トレグッズを備えておく。
そんな工夫をしていくことが必要と思うのです。
行動ごとに一番適している場所をセレクトしていきましょう。場所を固定していきましょう。
行動にメリハリが付いて、集中して行うことができますよ!
低めの目標を設定させる| 子どもの勉強管理
こどもは、
何か行動するとき、例えば「勉強しよう!」と思ったときには、モチベーションが上がっているものです(大人も同様ですが。。)。
そのため、今まで勉強してこなかった子どもも、
と言いますが、今まで勉強してこなかった子どもであるほど、
大きな目標設定を行いがちになります。
大きな目標設定である結果として、実行することには困難やストレスがかかるものです。
であるからして、
「チャレンジしようと思ったけれど、無理そうだ。頑張れそうにない」
「やってみたけど大変で出来なかった。」
目標に向かって行動するときには、
「これなら、わたしでも出来そうだ!」
「なんだか出来そうだから僕もやってみよう!」
そんな風に思えることができる、低い目標を設定してみましょう。
いきなり明日から、
「4時間勉強する」
「一日問題を50問解いてみる」
とかいうのではなく、
「まずは、一日30分机に座ってみる」
「問題は一日5問解いてみる」
というような、クリアすることが出来そうな低い目標を設定してみましょう。
そして、その低いゴールを達成することができてから、
徐々に目標を引き上げていきます。
そんな風にして、徐々に目標を引き上げていくことで、
大きな目標に、子どもが自然と向かっていくことができるのです。
子どもの行動の習慣を利用する | 子どもの勉強管理
こどもの行動をコントロールしてみましょう。または、こどもと一緒になってコントロールしてみましょう。
ここでは、そのためのコツについてお話ししていきます。
行動をコントロールするとは、例えば、次のようなことを指します。
・子どもが部屋に入ったあとに、自然と英語の長文読解を始めるようにしたいとき。
⇒そんなときには、学習机のうえに「英語の本」を置いておくのです。
出来れば、読む場所を開いて置いておいたり、読む場所に「鉛筆」を挟んでおくことがポイントになります。
・ついついゲームをしてしまったり、テレビを見てしまう。ゲームもテレビも辞めたい。
⇒そんなときには、電源を抜いておくのです。ゲームをしたりテレビをみるために、毎回コンセントにプラグを差し込むという作業は面倒なもの。障害があるとその行動をしなくなりがち、という習性を利用するのです。
目標とする「数値」と「年月日」を特定させる | 子どもの勉強管理
目標を明確でないと、人は誰でも「これからどのような行動を取ればいいのか?」という行動イメージを創造することが難しいものです。
具体的に、
「いつまでに」、
「何をどれだけ」、
ということが明確でなければ、
どういう行動を、どれだけ行う、ということがイメージ出来ないのです。
目標数字を設定して、目標数字を達成する年月日を明確にすることで、
自分が「どのような行動を」「どれだけの量」行うのか、を明確に。
何をすれば良いのかが分かるので、行動に着手しやすくなるのです。
この「目標数字」は低めに設定しましょう。
低めの設定目標をクリアすることを、繰り返して体験していくことで、どんどんと楽しくなってきます。
楽しくなると、次へ次へと進む意欲が湧いてくるのです。
「年月日」を設定したら、なるべく早めに達成するようにしましょう。
早めに目標をクリアすることは、気持ちが良いものです。
気持ちが良くなれば、勉強が楽しくなってきます。