「学校に行きたくない」と、同じ悩みを抱えていた方から、アドバイスをもらっています。宜しければ、参考にしてみてください。
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学校に行きたくなくって悩んでいる君へ
こんな中学生に向けてお話ししたいと思います。
- 中学に入り、ほかの小学校の子と合流し、急に変わった雰囲気に戸惑っている人、
- 友達ができなくて不安に思っている人
私が悩んでいたことなのです。ご参考になりますように
中学1年生の君へ❶保健室や相談室ってどう?⇒学校の雰囲気に戸惑っている、友達が出来なくて不安なとき
中学校に入って、学校環境が変化すると戸惑ってしまう人が多いことでしょう。私もそうでした。友達ができなくて、出来なくって、と〜っても不安に思っていました。
そんなみんなへのアドバイス。
クラスの居心地の悪さのせいで、中学校に登校できない子はまず「教室ではない場所」に登校してみるのが一つの手段です。
なぜならそれは、まず学校という場所に慣れてほしいからです。登校したら行く場所は教室、というのが常識かも知れませんが、学校には教室しかないわけではありません。
相談室や保健室が必ず設置されています。保健室は怪我をしたときにしか使ってはいけない、保健室に行くのはさぼりだという考えもあるかもしれません。
たしかに、実際授業をさぼるために保健室を利用する人もいます。しかしあなたは違います。サボっているのではありません。学校は何も教室だけではないのです。
学校に行く=教室に行く、と考えるとつらいことがあると思います。
でも大丈夫。勇気を出して教室に行っても、
- なかなか周りとなじめなくて寂しい、
- 周囲の子が他の子とグループを作っていてなんだか怖い、
という思いに押しつぶされてしまうと思います。
ですから、そんなに重く考えず、まずは学校という敷地内に足を踏み入れることから始めてみましょう。
保健室の先生や相談室にいる相談員の方は、かならずあなたの力になってくれます。今までにあなたのように悩むひとを何人も見て来ましたから、信頼できます。
どうして学校に来たくないと思うのか、何がそんなに怖いのか保健室の先生に一度話してみましょう。自分の中で悶々とたまっていた不安や恐れの感情をあえて言葉にして誰かに伝えてみることで、自分が客観的にその感情と向き合うことができます。
自分で答えを見つけられなかったとしても話している相手はプロです。
自分自身では気づけなかった盲点に、すっと光を差し込んでくれるはず。そうすると肩の荷が下りて、気持が楽になります。保健室や相談室に登校を続けている内に、『学校内』にいるのが苦痛ではなくなります。
中学1年生の君へ❶趣味を作ってみない?友達が出来るから
何か、自分の中で確立した趣味を持ってみましょう。小学校の頃はこんなに大きな不安を抱えていなかった、という人は、小学校から中学校に上がるにかけて大きく精神面や心理的な成長をした人です。
- 周囲の目が気になる、
- 自分のことを好きになれない
という人も、大きく成長した人です。大人になりかけている証だから。
ただ、少しマイナスな部分だけが成長しすぎてしまった。だからこんどはプラスの部分を成長させてあげましょう。
プラス面を成長させるために、例えばですが趣味を持つことで、少なから周囲との繋がりができてきます。サッカーが好きならサッカー部に入部してその仲間、先輩後輩、コーチや対戦相手にまで人脈が広がります。
さらにはスポーツ用品店の店員、応援に来てくれる女の子などどんどん無限に広がっていきます。
ほかにも絵を描くことが好きなら美術部や漫画部に入部し、レッスンの先生、同じ漫画が好きな仲間、画材を取り扱うお店、同人誌などを作るにまで至れば印刷屋さんにも顔見知りができるかもしれません。
「人と仲良くなること」
それがいかに難しいことか、それはあなた自身もわかっていると思います。小さいころ好きだったこと、憧れを持っていること、少しでも興味があること、たまたま目に入ったこと。どんなに小さいことでも大丈夫です。
すこしだけ深く掘り下げてみてください。今まで知らなかったことを知るよろこびを、周りと共有したいと思えるはずです。
ただただ教室に行こうとするのではなく、こういったちょっとした『きっかけ』をつれて教室に向かえば、周囲を見る目線も変わります。
いつも元気に走り回っているグループ、休み時間はあつまっておしゃべりをしているグループ、絵をかいて楽しんでいるグループ、はたまたグループには興味がなく黙々と本を読んでいるひとなど、様々な人の様子に気付くことも出来ます。
無理に学校に行かなくてイイ!→あなたが辛くならないことがとっても大事だから
学校に行きたくない場合、無理をしていかなくても大丈夫です。中学校に行かないことは「行かない」というあなた自身の『選択』です。
不登校を逃げだと言う意見も確かにあるかもしれません。しかしそれが、
- 逃げた結果の不登校なのか、
- 自分が考えたうえでに不登校なのか
によって内容はずいぶん異なります。
ただ、あなたが自分が不登校であることをひどく悩むようなら、自分が登校できるようになる対策を練りましょう。
学校に行かなくても人は死にませんが、自分はダメな奴だというマイナス思考は人を追い込みます。
自分はダメだ→だから学校にいけない→学校にいけないなんて本当にダメな奴だ、
という負の連鎖は、その中でジタバタするだけでは断ち切れないのです。
自力で行うのが難しかったら家族、家族に話せないのならカウンセラーというように誰にでもいいので、この負の連鎖を断ち切る方法を相談してみてください。
『学校に行く方法』を相談するのではなく『負の連鎖を断ち切る方法』を相談するのです。
結果として登校できるようになるかもしれません。世の中では学校に行くことを最終目的に、正解にするような風潮がありますがわたしはそうは思いません。
日本には義務教育という制度があるので確かに、学校には行くべきではあると思うのですが、泣くほど苦しくて、家から出られなくなるほどつらいならばそこまでして学校へ行く必要はないはずです。
あなたの気持ちを踏みにじって、押し殺して学校に行かなくてはいけないなんてことはありません。
しかし、学校はたくさんのことを学べて、いろいろな経験ができるところです。できることなら、行ったほうが良い。
考える優先順位は『あなたが辛くならない方法』のほうが上で、結果的に『学校に行く方法』になるのです。したがって、無理に学校へ行く必要はありません。
高校は、定時制の高校、通信制高校っていう選択肢もあるよ!
中学校で不登校だった子が急に全日制の高校へ進学するのは、なかなか厳しいものがあると思います。自宅で勉強していたので学力は追い付いている、という場合でも、全日制の高校には中学校と同じような仕組みがたくさんありますから、精神的な負担は避けられないでしょう。
したがって「定時制の高校」「通信制高校」をオススメします。
定時制夜間の高校であれば昼間は少しずつ人とかかわる練習をしたり、アルバイトをしながら通うことも可能です。
また、定時制に通う人は同じように不登校出会った人が多いため、全日制に通うよりも精神的な負担は減らせるでしょう。
同じ環境にある者同士があつまると、自然と友情が出来上がることもあります。例えば強い意志があって絶対に全日制の高校に入る、心機一転生きていくというのであれば話し合って全日制に通うことも、もちろん良いと思います。
ただし本人の意思だけではなく周囲の手厚いサポートが必要になりますので、その辺りはよく話をすることが重要です。
自分を責める必要はない!変わろうと思えば動き出すから
不登校であることで自分を責めすぎないでください。環境の変化についていけなかったり、不安で眠れなかったりするのは誰にでもあることです。
ただ、それが少し敏感だっただけ。
あなたが社会不適合であるとか、生きていくのに向いていないとかそういうことはありません。この状況を脱出したいと、少しでも思うのであれば救いの手を求めることが重要です。変わろうとしなければ変われません。
もし、変わりたいのなら身近な誰かにその思いを伝えてみましょう。物事が動き始めます。
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