「小学校・中学校で不登校経験があるご家庭」と、
「高校在学中に不登校につき編入転入を検討するご家庭」
に向けてお話ししてみます。
まず、不登校対応に優れているオススメの通信制高校を列挙しています。
その後、通信制高校に進学するメリットや、学校選びの注意点・ポイントについてお話しします。
Contents
- 1 全国のオススメの通信制高校(不登校対応)
- 2 東京都で不登校対応に優れる通信制高校・サポート校
- 3 神奈川県で不登校対応に優れる通信制高校・サポート校
- 4 千葉県で不登校対応に優れる通信制高校・サポート校
- 5 長野県で不登校対応に優れる通信制高校・サポート校
- 6 京都府で不登校対応に優れる通信制高校・サポート校
- 7 大阪府で不登校対応に優れる通信制高校・サポート校
- 8 兵庫県で不登校対応に優れる通信制高校・サポート校
- 9 滋賀県で不登校対応に優れる通信制高校・サポート校
- 10 福岡県で不登校対応に優れる通信制高校・サポート校
- 11 熊本県で不登校対応に優れる通信制高校・サポート校
- 12 近年不登校児が増加⇒通信制高校は不登校減少の担い手
- 13 通信制高校が不登校対応に優れる理由(メリット)
- 14 不登校対応⇒通信制高校選びの注意点
- 15 不登校⇒学校選びのポイント(通信制・サポート校)
- 16 不登校でも通信制高校で道が開ける
全国のオススメの通信制高校(不登校対応)
学校名 | 学校の特徴 | 場所 |
勇志国際高等学校 | オンデマンド(録画)授業とライブ配信授業を自宅で受講。課題はネットで提出。マイペース学習が可能 | 全国 |
クラーク記念国際高校 | スタッフが皆「学習心理支援カウンセラー」の資格を持つ。学習コースも多く国際教育も盛ん | 全国 |
飛鳥未来高校 | 先生が皆「カウンセリング」の資格を保有。通信制高校の中でも進路決定率が高い | 全国 |
第一学院高等学校 | 各キャンパスにいるカウンセラーがサポート。卒業率もよく進学実績も高い | 全国 |
鹿島学園高等学校 | 学費が安い通信制高校。学習スタイルも複数あり豊富 | 全国 |
N高等学校 | インターネットの通信制高校。登校日もあるが居心地が良いと評判多数。 | 全国 |
トライ式高等学院 | 家庭教師のトライが母たいの通信制高校。自宅での学習指導も可能で、卒業率も高い。難関大学も目指せる。 | 全国 |
明聖高校 | 教員は「カウンセリング」「メンタルヘルス」などの専門研修を受講し、資格を保有。少人数サポート体制 | 全国(千葉・中野・WEB) |
星槎国際高校 | 発達障害児のサポート体制にも優れている。 | 全国 |
ルネサンス高等学校 | 多様な学習スタイルがある学校。登校日数は年4日程度。進学実績もある。 | 全国 |
Wam高等学院 | カウンセラーもおり、三者面談、家庭訪問も実施。個別サポート体制で大学進学も目指す | 全国 |
中央高等学院 | 担任制を採用するとともにカウンセリングも実施。不登校対応にも力を入れている。 | 全国 |
北海道芸術高等学校 | 元不登校の生徒も多い。学習コースも豊富にある。 | 全国 |
KTCおおぞら高等学院 | マイコーチと呼ばれる先生が個別サポート。学習コースも豊富。 | 全国 |
東京都で不登校対応に優れる通信制高校・サポート校
学校名 | 学校の特徴 | 場所 |
一ツ葉高校 | 個々のライフスタイルに合わせて個別サポートを実施。各種コースあり | 代々木、立川 |
八洲学園高等学校 | 不登校経験者に対応できる多様な学習スタイル。入試では学力試験も面接試験も実施されない。 | 新宿・池袋・町田 |
神奈川県で不登校対応に優れる通信制高校・サポート校
学校名 | 学校の特徴 | 場所 |
一ツ葉高校 | 個々のライフスタイルに合わせて個別サポートを実施。各種コースあり | 横浜市 |
八洲学園高等学校 | 不登校経験者に対応できる多様な学習スタイル。入試では学力試験も面接試験も実施されない。 | 神奈川県横浜市西区桜木町 |
千葉県で不登校対応に優れる通信制高校・サポート校
学校名 | 学校の特徴 | 場所 |
一ツ葉高校 | 個々のライフスタイルに合わせて個別サポートを実施。各種コースあり | 千葉市 |
興学社高等学院 | 不登校サポートの他にも発達障害サポートにも力を入れている。卒業率も高い。 | 千葉県松戸市 |
長野県で不登校対応に優れる通信制高校・サポート校
学校名 | 学校の特徴 | 場所 |
Prima国際高等学院 | 母体は不登校生や発達障害などへ理解のあるアットマーク国際高校。不登校向けの学習コースが複数用意されている。 | 長野県 松本市・千曲市・塩尻市 |
信州中央高等学院 | 中央国際高等学校の指定サポート校。長野県の教育事情や入試関連の情報蓄積が豊富で、塾での生徒指導も30年を超える実績 | 長野県 |

京都府で不登校対応に優れる通信制高校・サポート校
学校名 | 学校の特徴 | 場所 |
ゴールフリー高等学院 | 学習塾の成基学園が設立した通信制高校提携校 | 京都府・滋賀県 |
大阪府で不登校対応に優れる通信制高校・サポート校
学校名 | 学校の特徴 | 場所 |
八洲学園高等学校 | 不登校経験者に対応できる多様な学習スタイル。入試では学力試験も面接試験も実施されない。 | 堺市、大阪市中央区玉造・北区梅田 |
兵庫県で不登校対応に優れる通信制高校・サポート校
学校名 | 学校の特徴 | 場所 |
八洲学園高等学校 | 不登校経験者に対応できる多様な学習スタイル。入試では学力試験も面接試験も実施されない。 | 神戸市中央区 |
滋賀県で不登校対応に優れる通信制高校・サポート校
学校名 | 学校の特徴 | 場所 |
ゴールフリー高等学院 | 学習塾の成基学園が設立した通信制高校提携校 | 京都府・滋賀県 |
福岡県で不登校対応に優れる通信制高校・サポート校
学校名 | 学校の特徴 | 場所 |
一ツ葉高校 | 個々のライフスタイルに合わせて個別サポートを実施。各種コースあり | 北九州市、福岡市 |
熊本県で不登校対応に優れる通信制高校・サポート校
学校名 | 学校の特徴 | 場所 |
一ツ葉高校 | 不登校サポートの他にも発達障害サポートにも力を入れている。卒業率も高い。 | 熊本県山都町 |

近年不登校児が増加⇒通信制高校は不登校減少の担い手
文部科学省における「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」によると、
令和元年現在、小中学生の不登校児の数は増加傾向にあります。不登校のお子さんで悩んでいる方は自分の子供だけでなく不登校で悩むご家庭が多いことを知っておくと良いでしょう。
- 小学生の不登校児の数 5万3350人
- 中学生の不登校の数 12万7922人
- 高校生の不登校の数 5万100人
一方、高校の不登校児の数は、小中学生と比べると数が少ないように見えます。
このように高校生に不登校児が少なくなる原因としては「通信制高校」の存在が挙げられます。
なぜなら、通信制高校における在学学習を基本とするのであれば、そもそも「登校日や登校日数」は自分で選択できるので、不登校による欠席という状態が生じにくいからです。
今後も、不登校に対応するものとして「通信制高校」の存在意義は高まるものと思われます。
通信制高校が不登校対応に優れる理由(メリット)
通信制高校に通うメリット:心理的負担・劣等感からの解放
不登校のお子さんが通信高校に通うことのメリットとしては、
在宅学習を基本とする通学スタイルを選べば、「学校に通学しなくてはいけない」という心理的負担から解放される点を挙げることができるでしょう。
「学校に行かなければいけない⇒学校に行けない」
という状態ではなく、
そもそも「学校に行かなくて良い」という状態にして挙げることができるので、「自分はできない」という劣等感を感じなくて済むのです。
通信制高校に通うメリット:個別サポートと回復
それに加えて、不登校児対応に優れる通信制高校・サポート校に通えば、
- カウンセラーによる個別対応
- 個別学習サポート
を受けることが出来たり、
同じように不登校経験がある生徒の中で、自分だけが不登校だったという劣等感を抱くことなく過ごすこともできるのです。
不登校に悩みを持つご家庭は、通信制高校・サポート校への通学を検討することがおすすめとなります。
不登校対応⇒通信制高校選びの注意点
通信制高校であればどの学校でも良いという訳ではありません。
通う子供に合っている学校選びをしなくてはなりません。特に不登校の生徒の場合、「卒業率」が高い学校を選ばなくてはなりません。
なぜなら、いわゆる一般的な通信制高校の場合、授業スタイルはオンライン授業が中心となり通学不要となります。すなわち在宅学習となる訳ですから、サポート体制が不十分の通信制高校を選んでしまうと自学自習とほとんど変わらないような学習形態となってしまいます。
高い目標意識を持っている子であれば大丈夫かもしれませんが、多くの高校生の場合、学校や先生によるサポート体制がなければ勉強継続することは厳しい状態になります。
不登校対応として通信制高校に入学したのはいいけれど、「高校を卒業できなかった」という事態に陥ることがないように、
卒業率が良い学校を選ぶように注意しなくてはならないのです。
卒業率が良ければ、それだけ学校や先生による個別サポート体制がしっかりしているということが出来るからです。
不登校⇒学校選びのポイント(通信制・サポート校)
通信制高校を選ぶ際には、学校選びに細心の注意を払う必要があります。
通信制高校・サポート校に入学すれば、基本的には在宅学習ということになるのですが、
週に1回とか、年に1回とかいう頻度でスクーリングしなくてはならないことになります。
毎日学校に通う必要はないけれど、学校に通学する機会もあるのです。スクーリングの登校日に通学することが出来ないようであれば、通信制高校においても不登校状態に陥ってしまいます。
ですから、通信制高校・サポート校を選ぶ際には、一度見学して、学校や先生・生徒の雰囲気を確認しておく必要があります。
- 学校の雰囲気は肌に合うか
- 先生との相性は合いそうか
- 学校のサポート体制はどうか
- カウンセラーの先生はいるか
- 在校生の様子はどうか
このようなことをしっかりと確かめておくことで、通信制高校・サポート校に入学した後も、スクーリングにおいてストレスを感じることなく通学しやすい環境を作ることが出来ます。
学校資料を確認してみても、その学校の不登校に対する姿勢が見えてきます。
学校の方針・学長からのメッセージを見れば、不登校対応に対する意識の高さがわかるでしょうし、
実際の学習コースなども確認すれば、不登校児に対する取り組みの熱心さもわかります。
不登校でも通信制高校で道が開ける
不登校の生徒数は増加しています。
今までの学習形態が現代の子供に適合しなくなってきているのかもしれません。イジメが原因ということもあるでしょう。
不登校ということになると、ご家庭もご本人も不安になると思いますが、
逆に不登校という状態になったことをキッカケとして、よりより環境を作り上げていく。そんな意識で学校環境も見直してみると良いと思うのです。
通信制高校は不登校というマイナス状態をプラスの状態に変革する力がある学校となり得ます。
子供にあっている通信制高校・サポート校を選ぶことで人生は開けていくと思います。
この機会に不登校サポートが手厚い通信制高校を選んでみましょう。
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