注意欠陥多動性障害(ADHD)

どうすれば?!ADHDの中学生・高校生⇒学校の勉強についていけない!家での勉強方法(注意欠陥多動性障害)

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元・不登校児そら
元・不登校児そら
精神保健福祉士でADHDに関わる仕事をしています。精神疾患、認知症、発達障がい、ストレスなどの心理学が専門です。

ADHDのお子さんは、生まれつき脳の機能に偏りがあります。それによって本人だけでなく、家族の方も様々な困りごとに直面する時もあります。

悩みののひとつに、『学校の勉強についていけない』と感ている方が多く見受けられます。

ADHDの特徴は、お子さんが小さい時から垣間見ることができます。

例えば、

  • 授業に集中できない
  • 授業中に席を離れて動き出してしまう
  •  勉強の段取りが苦手
  •  勉強を始めたつもりなのに違うことをしてしまう
  •  最後まで課題に取り組めない
  •  忘れ物・落し物が多い
  •  遅刻をしてしまう

このような特徴がみられたら、ADHDを疑ってみましょう。

ADHDのお子さんの場合、子供の特徴に合わせた勉強方法や学習環境づくりが大切になってきます。

しかし、学校の教育現場では、なかなか一人ひとりのお子さんへの対応が追いつかないところがある事も現状です。

ADHDの中学生・高校生が、学校の勉強についていけない理由

ADHDの中学生・高校生のお子さんが、学校の勉強についていけない理由は、ADHDが持っている特性にあります。

ADHDの特性は、3つあると言われています。

  1. 不注意
  2. 衝動性
  3. 多動性

この3つです。

1つ目の『不注意』とは、注意が飛んでしまい、ひとつのことをやり遂げることに苦手を感じることです。

例えば、先生の話を聞いている時に、違うことが気になってしまい、その違うことに対して注意が向いてしまいます。

その結果、先生の話を途中から聞けていなくて指示が通らなくなることもあります。

また、先生が「算数の教科書の〇〇ページの〇〇番を解いてください」と言った時などは、最初に言われた『算数』が強く印象に残りすぎて、その後のページや問題番号などは抜けてしまうことなどもあります。

2つ目の特性である『衝動性』は、思いついた行動をそのまましてしまう特徴です。本当にそれをして大丈夫なのかを考える前に、行動に移してしまうところがあります。

3つ目の『多動性』は、じっとしていられない特性です。授業中にじっと座っていることが出来なくてウロウロしてしまい、授業がなかなか進まなかったりします。

このようなADHDがもつ性質が理由で、子供は集中して取り組む必要がある授業などに困難さを感じ、勉強についていけなくなることもあるのです。

ADHDの中学生・高校生に、家で勉強させるときに気をつけるべき3つのこと

ADHDの中学生・高校生のお子さんが、家で勉強するときに『気をつけるべきこと』が3つあります。

  1. 『無理に長時間勉強させようとしないこと』
  2. 『勉強しやすい学習環境を作ること』
  3. 『得意な科目を見つけてあげること』

主に、この3つです。

1つ目は『無理に長時間勉強させようとしないこと』です。

ADHDのお子さんは、『不注意』の特徴をもっています。この特徴により、長時間の集中を続けることが苦手です。

学校の授業のように、「まとまった時間を勉強に費やしてほしい」という親御さんの気持ちはよく分かりますが、大切なのは『短時間でどれだけ学べるか』だと感じます。

家で勉強するときには、タイマーなどで時間の終わりを作り、その時間だけ集中して勉強するようにしましょう。

2つ目は『勉強しやすい環境を作ること』です。

ADHDのお子さんは、様々な五感の刺激に反応してしまう特徴があります。
家で勉強するときには、勉強部屋や勉強スペースに『注意が散りにくい工夫』が必要です。

例えば、勉強している部屋の壁にポスターが貼ってあったりすると、それが勉強の妨げになってしまいます。

勉強するときは、『できるだけシンプル』な空間を作ってあげるようにしましょう。

そして3つ目は『得意なことを見つけること』です。

得意なことは、興味を持ったり、集中が続きやすいことが多いです。勉強を得意なことに合わせながら教えてあげると、いつもより集中して話を聞いてくれることもあります。

ADHDの家庭学習に家庭教師を利用するときのメリットとデメリット

ADHDの中学生・高校生に家庭教師を利用しようと考えていらっしゃる方もいると思います。

しかし、家庭教師を利用する際は様々なメリット・デメリットがつきものです。

まず、メリットは、『個別に学習をみてくれる』ところです。学校で授業についていけないお子さんにも丁寧に教えてくださるのが最大のメリットですよね。

しかし、デメリットとしては、『ADHDの特性に合わせた勉強ができるとは限らない』ところです。

家庭教師の先生は、個別にしっかりと勉強を教えてくださいます。

しかし、ADHDの特性に合った教え方をしてくださる方ばかりではありません。

ADHDの特性は、本人はとても困っているのに周りには誤解されやすいところがあります。特性理解してもらえるかどうかが重要でしょう。

ADHDの中学生・高校生には、家庭学習教材「すらら」が良い

ADHDの中学生・高校生のお子さんに対応した学習法に『すらら』という勉強方法があります。

『すらら』には、3つの利点があります。

  1. 『ADHDの特性に対応していること』
  2. 『学習傾向を分析してくれること』
  3. 『1人でも勉強できる環境づくり』

 

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まず1つ目、『ADHDの特性対応していること』が大きなメリットです。

すららは、ひとりひとりに合わせた学習方法で指導してくださいます。
視覚に働きかけた学習法でわかりやすく同じ足並みで教えてくださるので親御さん達からも「安心できる」と評判です。

次に、すららは『学習傾向分析』してくれます。

どのような問題が得意なのか、反対にどのような苦手があるのかなどを問題から分析して教えてくださいます。

家庭では分からない学習傾向なども知ることができて助かりますよね。

最後に、すららは『1人でも勉強できる学習環境づくり』になっています。

本来は、家で勉強する際は、隣で付き添って教えてあげていたような状況でも、すららを利用することによって、分からない問題は先生(すららコーチ)に聞くと教えてくださいます。

その結果、しっかりとしたサポートを受けることができ、『1人でも勉強ができるようになった!』お子さんもいらっしゃるようです。

『すらら』は、お子さんに合わせた勉強方法を提供してくださるのです。

元・不登校児そら
元・不登校児そら
ADHDは、勉強についていけない部分だけをみると「なんとかしないと」と焦ってしまうかもしれません。

しかし、お子さんにとっての大切な個性の1つだと感じます。そのため、勉強に悩むよりも自分に合った学習方法を見つけることの方が大切です。この機会に、自分だけの勉強方法を見つけてみませんか?

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