どう行動したら良いか分からず、気分の波が激しく、辛い状況におかれている方は読んでください。
Contents
中学生が学校に行かなくなる原因は?
「いきなり学校へ行かなくなった」
学校へ行けなくなった理由を聞いても、これといった答えが返ってこず「分からない」と繰り返してばかりで、家にこもりがちになってしまった。
現在多い不登校のケースは、このように「特に理由がなく学校へ行けなくなる」場合が多いです。
いじめや友人関係のもつれが原因といったケースとは、また違った意味で対応が難しいです。
どのように対処したらよいのだろう?
お子さんと同様に、親御さんにとっても辛い毎日が続いていると思います。
どう接してあげれば、子供は楽になるのか?
はたまた、どのような言葉をかけると子供にとって苦しいのか?
考えても答えが見つからず先が見えずに悩みが溜まってしまいがちです。
学校に行かなくなった中学生に取るべき対応策は?
ただ1つだけ、守っていただきたいルールがあります。
一歩前進するためには、お子様と二人三脚で、長い時間をかけた努力と対話が必要になります。
学校に行くことだけが良いことで、学校に行かないことが悪だということを押し付けることだけはしないでください。
子供自身で、学校に行く必要性を見出せるまでは、「学校へ行かないの?学校に行ったほうがいいよ?」という言葉は出しては行けません。
「学校へ行く行かない関係なく、生活リズムを整えよう!」というスタンスで、毎日の生活を送るよう心がけるようにしてみてください。
心のバランスを整えるためには、ひとまず概日リズムを整えるところから始まります。
夜更かしや昼夜逆転など、いわゆる一般的な社会生活からかけ離れた生活リズムから抜け出すことを目標としましょう。
最初はなかなかうまく行かないことが多いですが、体が思うように動かないお子さんの状況を理解してあげることです。
一緒に起きて、カーテンを開けて朝日を浴びるといったごく簡単なことから始めてみてください。
学校に行かなくなったときの勉強方法は?
勉強に対して恐怖心があるお子さんの場合は、しばらく様子を見ることです。
本を読ませる程度にしましょう。
無理に勉強をさせるのでは、心に負担がかかるので、ゆったりと見守ることです。
勉強に対して特に恐怖心がない場合は、学校の教科書をゆっくり読みながら、ノートにまとめたり、ワークを少し手をつけてみたりと。
新しく参考書を買い足すのではなく、学校のもので勉強を進めてみてください。
もし、学校へ復帰できた場合には、慣れたものが手元にあるだけで気が楽になるのでおススメです。
できる限りでよいので、親御さんも一緒に横について勉強してあげてください。
アドバイス等は必要ないので、一緒に勉強するような気持ちで同じ時間を過ごしてあげると、少しずつ勉強に向かう時間も増えていくと思います。
中学校に行かない▶︎高校受験はどうする?
受験の目的をはっきりさせましょう。
よくあるケースは、「高校へ行っておいたほうがいいと思うから受験をする」というものです。
その「行っておいたほうがいい」のは、親御さんの都合でしょうか?お子さんにとってでしょうか?
大抵の場合は、お子さんの為といいつつ親御さんの世間体を気にした発言であることが多いかと思います。
受験というのは、お子さんの1つのキャリアであり、将来の自己選択の1つです。
まずはお子さんが高校に行きたいという気持ちを引き出してあげてください。
お子さんが受験勉強へ向き合う気持ちができたら、学校へ通うか自宅で勉強を進めるかを検討して、お子さんに合った形を模索しましょう。
不登校となると、集団で授業を受けることに抵抗がある場合が多いので、プロの家庭教師と一緒に、ペースを作ってもらいながら受験校を相談しつつ勉強を進めるのがオススメです。
学校に行かなくなった▶︎進路はどうする?
進路は大学受験を見据えるか、就職を見据えるかで大きく変わります。
しかし、不登校の状態だとなかなか見極めが難しいかと思います。
そのため、親御さんとお子さんと一緒に「卒業年数を気にせずゆっくり自分の進路を考える」ようにするとよいかもしれません。
親御さんは、それなりの覚悟が必要となります。
悩み苦しむ心構えをしなければいけないかとも思いますが、お子さんも同じ大きさの漠然とした不安と戦っていることを忘れないであげてください。
もし、普段の生活の中で、お子さんの興味が出る物事を発見することができたら、進んでその興味を伸ばしてあげてください。
机上では体験できない色々な経験を積むことによって、進路へつながるケースが多々あります。ご家族で一緒に楽しみながら、色々なところへ出かけてみましょう。
突然、中学校に行けなくなった▶︎親が取るべき対応策
不登校は決して悪いことではありませんが、悩みも多く家の中が暗くなりがちです。
しかし、今の大きな試練はとても大きな成長の機会です。これは、親御さんにとっても、お子さんにとっても同じです。
誰が悪いわけでもなく、誰が率先して頑張らなければならない訳でもありません。
お子さんと親御さんで、一緒にゆっくり歩く時間だと思ってください。
ご家族だけで解決するのには、時間にも心の余裕にも限界があります。絶対に無理をせずにだれかに頼ってください。
公共のサービスもありますし、不登校のケアに特化したサービスを提供する家庭教師など、手段は様々です。
必ず、お子さんにとっても親御さんにとっても、納得できる形のゴールが見えてきます。
\簡単に資料請求!/
家庭教師探しは大変ですが、資料請求することで子供に合う先生を探し出すことができます。
この機会に資料請求しておきましょう。