私自身が高校時代に精神的な病気にかかり、不登校となり高校を中退した経験があります。
その後、通信制高校で不登校を経験した仲間と共に学んだこともあり、将来に不安を抱えた子どもたちの支援をしたいと思うようになりました。
学校に行くことができず家に閉じこもっている状態の子どもを見て、不安を感じたり、いらだちを感じているご家庭にお伝えしたいと思います。
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不登校児に家庭教師を選ぶ際の、よくある失敗(大阪府)
家庭教師は、特別な資格や免許が無くても可能な仕事なので、学習面の能力、指導力、人柄など、家庭教師一人ひとりの違いがとても大きいです。
家庭教師を選ぶ際、学歴や指導歴、お月謝の情報だけで判断してしまうと、失敗する可能性が高くなります。
なぜなら、不登校児にとって大切な「相性」や「人間性」、生徒を理解しながら学習を進めてもらえるかといった点は、学歴などの情報には含まれないからです。
不登校児は、繊細で傷つきやすい状態であることが多いです。
いくら勉強がよくできる家庭教師であっても、言い方がきつかったり、少しのがんばりを認めてくれない、学習ペースが速すぎるなどの問題があると、不登校児にとって良い先生とはいえないでしょう。
また、心や身体の不安定な不登校児は、家庭教師の約束があっても、当日突然に休まなければならない場合があります。
勉強を始めたけれど、途中で調子が悪くなり、中断せざるを得ないこともあるでしょう。
そのような時に、柔軟に対応してもらえず、嫌な顔をされてしまう家庭教師では、お互いに関係を続けていくことは難しいのです。
不登校児▶︎家庭教師選びのポイント❶ 子供の現状を伝えること
通常の生徒以上に、様々な配慮を必要とする不登校児の家庭教師をえらぶ際には、まず生徒の保護者側から、子どもの現状に配慮してもらいたい点を伝えましょう。
家庭教師側も、始まってからこんなつもりではなかった、ということは避けたいものです。
お互い対応に困らないためにも、最初にこちらの現状や希望を伝えた上で引き受けてもらえる相手を探すことが大切なのです。
具体的に、子供の現状の伝え方を紹介します。
- 不登校の現状(学校に通えていない状況であること、または週に1、2回程度登校しているなど)、
- 勉強に対する姿勢(家では毎日30分程度机に向かって勉強している、教科書やノートを見ることもできない状態など)、
- 生活の様子(基本的な生活習慣は問題なくだきている、時々気持ちが不安定になりパニックを起こすことがある、昼夜逆転してしまっているなど)
これらのことをできるだけ詳しく伝えることです。
先生に配慮してもらいたい点については、
- 急なお休みに対応していただけるか、
- 学習面で苦手な部分(文章を読むことが苦手で時間がかかる、中学生だがまだ九九が言えないので算数の基礎から丁寧に教えてほしいなど)、
- 配慮してもらいたい子どもの特性(人見知りが激しく初めは声が出せないかもしれない、身体に触られることが苦手なので気をつけてほしいなど)
など、保護者が心配に思っていることを丁寧に伝え、対応してもらえるかどうかを聞いてみましょう。
不登校児の場合は、どうしても特別な対応をお願いしなければならないことが多いので、きちんと相談できる条件で家庭教師を選びましょう。
不登校児▶︎家庭教師選びのポイント❷ 事前面談と無料体験
引き受けてもらえそうな家庭教師が見つかった場合、必ず事前に、「面談」や「体験」をお願いしましょう。
家庭教師も人間なので、性格や会話のペース、学習の進め方など、子供との相性は大きな問題です。
事前面談や無料体験の際に注意する第1のポイントは、
「子どもが安心して心を開ける(開けるようになりそうな)人であること」です。
不安な気持ちを抱えた不登校児が安心して話したり、相談したりできる存在になってくれることが理想です。
場合によっては、初めて会う体験の日に、声を出すことができず固まってしまったり、お母さんの後ろに隠れてしまったりすることもあるでしょう。
そのような状況で、家庭教師の人が、嫌な顔をしたり、大げさに困っていたりしているようでは今後の対応に期待できません。
反対に、その日は子どもが心を開いていなくても、それを温かく見守ってくれる人や、優しい言葉をかけてくれる人であれば、時間を良い関係を築くことができそうです。
第2のポイントは、
「保護者とのコミュニケーションも大切にしてくれる人であること」です。
保護者の方とのコミュニケーションも大切な要素です。
不登校児は、自分の気持ちや困っていることを上手く言葉にできないことも多いものです。
保護者の方が代わりに相談した時に気持ち良く応じてくれたり、保護者の方自身の不安な気持ちにも寄り添ってくれる家庭教師が見つかれば、家族にとって大きな心の支えとなることでしょう。
不登校児▶︎家庭教師選びのポイント❸ 先生に選ばれているという意識
さらに、こちら側も選ばれている意識を持つことも重要です。
特別に配慮してもらう必要がある不登校児の現状や希望を伝えることです。
さらに事前面談や無料体験を、家庭教師の先生にしてもらった上で先生が決まるのですから、家庭教師は、多くの人から信頼される人なのでしょう。
そのため、こちらはお金を払うのだからお客様だというような傲慢な態度では、家庭教師側からお断りされてしまうかもしれません。
家庭教師は「教師」でありお店屋さんではありません。
このような現状でご迷惑をおかけすることも多いと思いますが、お願いできますか?という誠実な姿勢で接することが大切です。
また、家庭教師の方の対応や声かけが素晴らしいと感じた時には、「そのように言ってくださって、とてもうれしいです」「先生のご指導いただけたら、楽しく勉強ができそうです」と素直に気持ちを伝えましょう。
「教師」にとってうれしいことは、生徒の成長が感じられること、生徒や保護者に喜びを感じてもらえることです。
そして家庭教師も教師である前に一人の人間なので、自分の行いが認めてもらえることは、純粋にうれしいことなのです。
この人に家庭教師をお願いしたい!と思える人に出会えた時、先生からも、この子の役に立ちたいと思ってもらえるよう、誠実な姿勢で臨みましょう。
不登校児には家庭教師は効果あり(大阪府)
子どもが安心して心を開くことができる家庭教師が見つかれば、良い効果が現れるのは学習面だけではありません。
普段の生活のモチベーションも上がり、心身ともに健康的に、穏やかに過ごせる時間が増えることでしょう。
何も楽しみがなかった子どもが、毎週の家庭教師の時間を楽しみにするようになったりします。
毎日ゲームばかりしていた子どもが、先生に褒めてもらえることがうれしくて自分から勉強をがんばったりと、目に見える成果を感じられるはずです。
そのような子どもの姿を見ることで、不安を感じていた家族も安心し、家庭全体が穏やかになるのです。
不安の大きな不登校児や家族にとって、良い家庭教師に出会うことは、人生の大きな支えとなること間違いなしです。
大阪で家庭教師を探すには(不登校専門)
学校に行けないという辛い気持ち、
どうしたらいいのか分からない不安、
家族や周りの人にとっても大きな悩みとなる不登校ですが、幸せに生きていくための道は、必ずあります。
私自身も不登校を経験し、将来の希望が持てない時期がありました。その時の家族の気持ちを考えると、今でも胸が痛みます。
でも、今私はとても幸せです。今度は私がたくさんの人の助けになりたいと思い、幸せのお手伝いをモットーに仕事をしています。
不安な気持ちを抱え込まず、信頼できる先生に相談しましょう。助けを求めましょう。
支えとなってくれる存在の人に出会うため、少し勇気を出してみてください。
大丈夫、大丈夫です。
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家庭教師探しは大変ですが、資料請求することで子供に合う先生を探し出すことができます。
この機会に資料請求しておきましょう。