「学校に行きたくない」と、同じ悩みを抱えていた方から、アドバイスをもらっています。宜しければ、参考にしてみてください。
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学校に行きたくない原因・理由⇒クラスメートに徹底無視された(中学2年生)
中学1年生は学校生活も楽しかったのですが、中学2年に進級して仲良しグループが幾つかできて、私は7人の仲良しグループに入っていました。しかし、夏休みの1ヶ月前頃から急に仲良しのグループ内のみんなから無視されるようになりました。
本当になんの前触れもなかったし、口喧嘩だってした記憶もなかったから「なんで?なんで?」としか思えませんでした。
一人一人と話をしようにも『完全無視』状態で。あの時の気持ちを思うと、今でも怖くなります。
急にひとりぼっちになってしまい、最初は他の子と話したりもしましたが、気づけばクラス中のみんなが無視するようになっていました。
それでも母に心配かけたくないと思い、夏休みまでの日数を毎日毎日カレンダーを見ながら数える日々でした。
ある日授業中に、仲良しグループだった一人の子から手紙がまわってきました。内容は「無視してごめんね。でも私があなたと喋ってしまうと私まで無視されるから、喋れない。ごめんね。」と書いてありました。
すごくショックだったけど、「この子も自分を守ろうとして、必死なのかな」とかそんなことも考えたりして、でもやっぱり無視されるのは辛かったのです。もう完全に学校には行きたくないと思っていました。
クラスメート・仲良しグループから、無視された時の「対応」⇒保健室登校と言う方法も
私は、一学期の後半に、仲良しグループからも、クラスメートからも完全無視されるようになり、学校生活が苦しくなりました。
二学期は初日だけ登校しましたが無視される状況は変わらずに。
もう心は押し潰されそうになって、精神状態も限界だったので、思い切って母に相談しました。母は「今まで気づかなくてごめんね。」と謝りながら、わたしと一緒に泣いてくれました。
この時は「母親」という、私の事を理解してくれる人がいたことが何よりも心の支えになりました。クラスで無視されたって不登校にはなりたくない。そのようにずっと思っていましたが、そんな気持ちに打ち勝つぐらいの強さは自分にはなくて。
中学校の制服を見ることさえも精神的に苦痛になっていました。二学期に入って数日欠席が続いていたときに母が学校の先生に相談したのです。
相談の結果、中学校にはスクールカウンセラーの先生がいる「相談室」という部屋があるのですが、教室ではなくて相談室に居れば出席扱いになるということになったので、相談室登校をすることにしました。
登校し始めてから最初の頃は同級生に見られるのも怖くて怖くて。二学期の間は同級生のみんなが登校し終わった9時前頃に学校に行き、帰りはスクールカウンセラーの先生が帰る時間と同じ2時前に下校していました。
さすがにわたしが教室に行かなくなると、クラスメイトの子達もイケないと思ったのか、相談室に来て、「教室に行こう。」と誘ってくれたりもしましたが、もうあの教室、あの場所にいることが苦痛でしかなかったので戻ることは出来ませんでした。
教室に戻っても、グループやクラスメートから無視される前の、自然体の自分にはもう戻れないような気がしていました。
相談室登校だと、教室で先生から授業も受けられないから、自分で自主学習する他ないのですが、給食の後片付け場所が「職員室」だったこともあり、多くの先生と関わりを持つことができました。
相談室を利用していた他学年の子達とも仲良くなれたし、今では良い経験ができたと思っています。
もしも将来、自分の子供が同じような目に合ったらどうするんだろう?とふと考えるとこはあります。
私は母がしてくれたように、こども本人の気持ちを理解して、「不登校」や「相談室登校」「保健室登校」を否定せずに、どんなあらゆる形でもいいからその子に合った対応方法を焦らず考えたいなと思います。
学校で無視されて、苦しいときに、正しい対応方法が何か?なんて分からないけど、私の場合はいつも「これは私にとっての試練なんだ。これを乗り越えればきっと強くなれる」と、そう信じて過ごしてきました。
でも一人で抱え込むことはヤメておくべきです。たくさん遠回りしてもいい、たくさん休んでもいい、でも一人では悩まず誰かに相談することがとっても大事なことだと思います。
保健室登校でも不登校でも、高校進学しよう!⇒定時制高校・通信制高校もある
私は同じ中学の子たちがいる高校と同じ高校に進学することはなるべく避けたかったので、なにがなんでも校区外の高校を志望しまた。
クラス中で無視するような人たちとは、もう二度と一緒に学校生活を送りたくなかったし、新しい自分の居場所を見つけたかった。
またやり直したいという気持ちが強かったので、偏差値は高めでしたが、担任の先生の反対も押しきって、必死に猛勉強をして、遅れを取り戻すために受験勉強も頑張りました。
中学校時代にイジメられた経験があるこどもは、高校進学を諦めてしまうこともあるそうです。
でもこの世の中、就職する時には「学歴」や「資格」が重要視されるので、高校卒業資格まででも取っておいたほうがいいと思います。
もしも、学校生活が耐えられなかったり、多くの人たちの中での生活が厳しそうであれば、今はたくさんの通信制の高校というのもあるので、通信制高校に入学してみるのもありだと思います。
今じぶんを取り巻く環境がきつくて辛くて「何も出来なくても」、「何も出来る気がしなくても」、もっともっと時間が経った将来になったときに後悔しないようにしておくべきです。
将来やりたいことが見つかったときに高校卒業資格がないと苦労します。将来の自分自身のためにも高校卒業資格はやっぱり必要だと思います。
また、辛い状況の中においても「私はこれをやってみるんだ」というひとつの目標があれば勇気をもって前進できるし、目標を達成したときには勇気が自信にかえられると思います。
私もたくさんたくさん悩みました。同じ相談室登校していた先輩で、定時制の高校に行き、そこで心から解り合える友達と出会い、看護の専門学校に行って、看護師になった人もいます。
普通校でなくても努力次第では色々な道が切り開けると思います。
自分がやりたことが出来る、目標に向かって学べる高校へ進学しよう!
どんな高校に行っても、人間関係は色々とあると思います。他に学校だけではなく、職場でもどこの職場でも人間関係は色々とあると思います。
どのような環境にあっても、どのような人間関係の中でも、ただ自分を強くしてくれるのは、自分が持っている目標なのかなと思います。
将来自分がやりたいことがあって、その夢や目標に向かっていけば、辛いことも悲しいことも全て力に変えられるのではないかと思います。だから一番ベストな方法は、自分が学びたいことを学べる高校に行くことではないかなと思います。
特に高校生ともなると、義務教育の中学生と違って、多くの高校生は自分自身のやりたい事や目標に向かって学べる高校を探してくる傾向にあります。
同じ目標に向かって、目標目指して頑張っている人が他にもいるならば、一緒に頑張り合える仲間が見つかると思います。
未来の自分の姿がどのようになるかなんて誰も分からないけど、やっぱり一番は自分自身が行きたい学校に行くことがいいと思うのです。
もちろん、通信制高校や定時制高校でもたくさんの専門分野の授業もあるのですから、ちゃんと勉強が出来るかなんて心配する必要なありません。
自分のやる気や努力によっては、普通校に通っている人たちよりもたくさんの経験を積むことも出来るので最初から諦めたりせずに、やりたいことが出来る挑戦してみたほうがいいと思います。
同じような環境の中で過ごしてきた人たちも他にたくさんいると思うし、きっと理解してくれる人もいるし、自分の居場所を見つけられると思います。
それでもやっぱりダメだったりしても、前に進む方法は探せばいくらだってあるので自信をなくさないで高校生活を楽しんでいってほしいです。
イジメられて今は辛くても、明日は必ず開けるから
学校で無視されたりして、イジメられて悩んでいるとき。誰でもそうだと思いますが、親は親でも、やっぱり話さないと解り合えないことがたくさんあります。
親に否定されるかもしれない、反対されるかもしれない、そういう不安があると思いますが、話すことですっきりするし、話し合うことで理解も得られるのです。
一人では悩まないでほしいです。苦痛だった今も、将来には自分自身にとっての強さの源にも変わります。
絶対に明ける朝が来ることを忘れないで欲しいです。
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