中学校に続いて不登校となった高校生時代。私の高校は、単位制でしたので、各科目ごとの出席日数が設けられているシステムでした。
私は、科目によって出席するのか休むのかとかではなく、「学校そのものに行けない」という状態でしたので、全ての科目に欠席の影響が出ていました。
その当時は、「学校に行かなきゃ」と思っているのに、どうしても身体がついてこない状態。
行かなくてはいけない焦りと、行きたくても行けない劣等感に挟まれて、とてもつらい状況が続いていました。
学校の出席日数や、卒業などのことを考えずに、本当の気持ちだけを言えるならば、「しばらく長期的に休みを入れたい」という気持ちが、とても大きかったなあと思います。
どちらかというと、普段から『頑張り屋さん』な人だと自分のことを思ってきたところがありました。
当時は学校に行けていないという現状と、行きたいのに行けないという葛藤が「自分はダメな人だ」という気持ちを生み、自分で自分を責めたことも多かったように思います。
学校に行けなくて出席日数に困っている人の勉強法
中学校と高校に行けなくて出席日数に困っている時には、『ITを使った勉強法』もあります。ITを使った勉強は、家にいながら勉強をすることが可能になります。
簡単に説明しますと、インターネットを使ったり、メール、FAX、郵送などの方法で勉強をすることです。
例えば、以下のような方法があります。
- 学校のプリントなどを家で解く
- IT教材を使って勉強する
- ICT機器を使って授業を配信してもらう
これらの方法を活用しながら学習し、定期的に先生にも家に来てもらいながら勉強していくことも可能です。
この方法だと、つらくて学校に行けない時にも身体を休めることも出来ますし、卒業やその後の進路など、叶えたい目標に向かって歩むこともできます。
学校に行きたくない時はインターネットで勉強することがオススメ
あなたが今、学校に行けれなくて困っているならば、ITを使った勉強方法を必ず利用すべきです。
また、中学卒業後、高校卒業後やりたいことや行きたい大学・専門学校などが少しでも浮かんでいるのなら、なおさらこれらの勉強方法を活用した方が良いです。
なぜならば、今から挙げる３つの理由があるからです。
１つ目に、「不登校になった自分を認めることができるから」です。
２つ目に、「欠席していても出席扱いになるから」です。
そして３つ目に、「本来あなたが思い描いていた高校卒業後の自分に近づけるから」です。
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では、順番に説明していきますね。
自分を認めることができる
１つ目の「不登校になった自分を認めることができるから」というのは、なかなか難しく、とても大切なことです。
不登校になっている時は、自分のことをなかなか認められなくなってしまいますよね。
「自分はこんなはずじゃなかった」などと自分を責めてしまいがちです。そして多くの方は、これからどうなっていくのかが不安に感じる方もいらっしゃいます。
しかし、不登校になったことには、必ず原因やきっかけがあるものです。
一生懸命頑張ったのに、どうしても学校に行けないことが、自分でもつらいんですよね。
IT勉強は、家にいながら勉強ができ、なおかつ『出席扱い』にしてもらうことが出来ます。
つらい時期を家にいながら勉強して乗り越えることができると、将来のあなたが今のあなたを前向きに受け入れられるようになります。
欠席していても出席扱いになるから
また、２つ目の「欠席していても出席扱いになるから」は、卒業をするためにとても助かります。
学校には行くことができないけれど、家でなら勉強ができそうな時はありませんか？
このIT勉強は、家で勉強をして内容を身につけることにより、出席扱いにしてもらえます。
この制度があることにより、家で勉強を頑張れば、出席がもらえて、卒業することも可能になります。
現在、不登校になっていて卒業も諦めようかと思っている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、IT勉強をすることで、卒業への手段が見つかります。
思い描いていた高校卒業後の自分に近づける
最後、３つ目ですが、「本来あなたが思い描いていた高校卒業後の自分に近づけるから」という理由があります。
今の学校に入学する時、あなたはどんな未来を描いて入学しましたか？
きっと卒業したらやりたいことが何か浮かんでいたのではないかと思います。今は、学校に行けなくて、つらくて、楽しくない中学高校生活に感じるかもしれません。
しかし、もし IT勉強をすることで、不登校の自分を受け入れて、自分らしく勉強し、出席ももらえて卒業できるならば、改めてあなたは何がしたいですか？
その浮かんできた理想に近づける方法がまだあります。ぜひ、IT勉強を選択肢に入れて考えてみませんか？
IT勉強法は不登校児の味方
私も中学生と高校生の時に不登校を経験しましたが、このようなIT勉強があることを実は知りませんでした。
もし、知っていたならば私も利用したかったなあと振り返って思います。
IT勉強を知らないと、頑張れない身体に頑張れとムチを打って学校に通う必要があったため、とても心身ともにつらい時期を過ごしたからです。
身体を元気に保つためには休みが必要ですが、休むと欠席が増えて卒業が危なくなります。この狭間で葛藤しながら生活することは、とても体力がいることなのです。
もし、今不登校になっていて、追い込まれているならば、このIT勉強を是非、前向きに考えてもらえたらと思います。
不登校児の中学生・高校生へ
現在、不登校になってしまっているあなたに伝えたいことがあります。
それは、決して自分を責めないでほしいです。
なぜならば、一生懸命頑張ったから、今あなたは自分を守れているのです。
様々な理由があったから学校に行けなくなっているのだと察します。しかし、決して未来まで諦めないでください。
いつか、「今の経験があったから今の自分がいる」と思える日が必ず来ます。また、ここから未来の自分のために始めていきましょう。
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