学習障害(LD)

学校の勉強についていけない!LD学習障害の家庭勉強方法(中学生・高校生)

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元・不登校児そら
元・不登校児そら
精神保健福祉士でLDに関わる仕事をしています。精神疾患、認知症、発達障がい、ストレスなどの心理学が専門です。

発達障害には、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如・多動症)、LD(学習障害)などがあります。

この中のLD(学習障害)について取り上げていきたいと思います。

LD(学習障害)とは、学習につまずきがみられる特性です。

ASDやADHDでみられる、社会性の苦手や不注意は見られないのに、『特定分野の学習だけが苦手』だと感じる方がいらっしゃいます。これを学習障害といいます。

学習障害の子供は、周りの大人が気づくことが難しいところもあります。そのため、一人ひとり対応した学習方法を見つけることがとても大切です。

LD(学習障害)の中学生・高校生が、勉強についていけない理由

LD特性を生まれつき持っている方は、特性により苦手科目が出てきます。

LDには例えば以下のような特性があります。

  • 字が読めない
  • 字は読めるけど書けない
  • 文章がどこで切れるのかが分からない
  • 字が絵のようにゆがんで見える
  • 字が二重に見える
  • 計算ができない
  • 数の大きさが分からない
  • 繰り上がりの足し算が難しく感じる

このような特性がみられます。

学習障害の子供は、とりわけ、

  1. 読むこと(読字障害)
  2. 書くこと(書字障害)
  3. 計算すること(算数障害)

これらに苦手さを感じます。

その中でも『読むこと』が苦手な特性を『ディスレクシア』という呼び方をします。

学習障害は、幼少期というよりは、小学校に入ってから目立つ特性なので、小さい時に気づくことも難しいです。

小学校から始まった授業で「字が読めなかったり」「字が書けなかったり」「計算ができなかったり」など困難さを感じるようになり、同級生と同じスピードで授業についていくことに難しさを感じるようになってしまうのです。

家庭学習で気をつけること(LDの中学生・高校生)

LDの特性がある中学生・高校生のお子さんは、苦手分野があることによって、学校の授業についていけなくなることもあります。

授業についていけなくて、家で勉強しながら学んでいく方も多いです。

そんなLDの子供が家庭学習する際に、特に気をつけるべきことを3つお伝えしたいと思います。

  1. 『読むこと』・『書くこと』・『計算すること』のどれが苦手かを知ること
  2.  楽しく学んでいきましょう
  3.  焦らずに少しずつ学んでいく姿勢

この3つのことが大切です。

①読むこと・書くこと・計算すること、どれが苦手?

まず、『読むこと』・『書くこと』・『計算すること』のどれが苦手かを知ることが大切です。

LDの特性があるお子さんは、特定分野に非常に困難さがあることが多いです。

「字は読めるし、書けるのに計算だけが極端に困難だ」という場合や、「ものさしを当てないと読むことが難しい」というように、

LDだと言っても個人差が大きいため、ひとりひとりに合った勉強方法は違ってきます。まずは、何が困難なのかを分析することが大切です。

②楽しく学んでいく姿勢

次に、『楽しく』学んでいくことが大切です。

学習障害を持ってない方からみると、お子さんが学習継続困難なことについて、理解が難しいときもあるかもしれません。

しかし、「字の捉え方」や「数の捉え方」を楽しく学んでいくことで、より学習に取り組みやすくなります。

できるだけそのお子さんが楽しめるものを取り入れるようにしましょう。

③焦らずに学ぶ姿勢

最後3つ目に、『焦らずに少しずつ学んでいく姿勢』が大切です。

学習障害の子供は、練習によってある程度は学習困難さを和らげることができます。そのため、一気に課題をこなすのではなく、少しずつ学んでいくようにしましょう。

*LDの中学生・高校生に、家庭学習させるときに家庭教師はどう?

LDの中学生・高校生のお子さんに、家庭教師を利用される方もいらっしゃるかと思います。

しかし、家庭教師を利用する場合、メリット・デメリットがあることも視野に入れておきたいところです。

LD⇒家庭教師のメリット

まず、家庭教師を利用するメリットは、LDの子供に家で勉強を教えてもらえることです。

学校での集団授業ではついていけないことも、一対一なら聞くことができるからです。

LD⇒家庭教師のデメリット

しかし、デメリットとしては、家庭教師の先生に学習障害の知識や教え方をしてもらえるかは相談した方が良いでしょう。

科目によって学習困難に差が出る学習障害は、科目による教え方の差が大きいので、苦手なことを重点的に教育を受ける必要があるため、やはり学習障害への理解や指導力がある先生を選ぶこと望ましいでしょう。

でも、そのような先生を探し出すには骨が折れます。

LDの家庭学習では「すらら」が魅力的

LDの中学生・高校生に家で勉強できる方法のひとつに『すらら』というシステムがあります。

すららを利用することで、学習障害のお子さんの支えになるといわれています。

特に、次の3つが『すららの魅力』だといわれています。

  1. 学習障害に対応した教育
  2. ひとりひとりに合わせた教育
  3. 学習障害のお子さんや親御さんにも手厚いサポート

これらにおいて、特に心強いのが『すらら』です。

①学習障害に対応した勉強が可能

すららでは、まず、『学習障害に対応した教育』が可能です。

学習障害を持っているお子さんは、周りの大人に理解してもらえないという悩みがあります。

適切な教育を受けることが難しい状況もあるでしょう。

②子供一人ひとりに合わせた教育

しかし、すららでは、学習障害の特性に合わせた教え方をしてくださるので安心です。『ひとりひとりに合わせた教育』が可能です。

すららでは、文字の捉え方やまとまり、数字の捉え方や問題の捉え方などをしっかりと学べます。

学習の基盤を作ることは学習障害を持っている方にとって、とても大切です。

③手厚いサポート

そして最後に、『学習障害のお子さんや親御さんにも手厚いサポート』をしてくださいます。
分からない問題には質問すると教えてくれたり、親御さんに学習状況などを知らせることも出来ます。

すららは発達障害を抱えて困っている方々に寄り添ったサービスなのです。

元・不登校児そら
元・不登校児そら
学校の授業が難しくてついていけなくても、対応する方法は必ずあります。みんなと比べて勉強に時間がかかったとしても、それは自分に合う勉強方法を探している時間だともいえます。将来したいことに向かって出来ることから始めていきましょう。

 

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