「学校に行きたくない」と、同じ悩みを抱えていた方から、アドバイスをもらっています。宜しければ、参考にしてみてください。
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友達に裏切られた→親も先生も相手にしてくれずストレスになり不登校へ
中学三年生の時に仲良く遊んでいたと思っていた友達に酷い裏切られ方をしました。先生や親も巻き込んだ形になり、それから人間不信になってしまいました。
その友達だった人が普通に同じ学校に通っているので、学校で顔を合わせる事が苦痛になり、嫌な思いをしてまで毎日学校に行くことに意味を見出だせなくなりました。
親や先生はそれ以上に問題を起こしたくなかったらしく、私がいくら学校に行くのが苦痛だと訴えてもあまり取り合ってはくれませんでした。
先生としては中学3年の高校受験でナーバスになっている生徒をたくさん抱えている時期でした。
親も親で高校に上がれば環境が変わるからと私に言い聞かせました。私は親のいうことを無理矢理飲み込むしかなかったのです。
知らない内にストレスになっていたのか、ついに私は下痢・便秘・腹痛といった「過敏性腸症候群」を発症してしまい、教室で授業を受けることも困難になったのです。
頻繁に保健室に通ったし、夜も眠れなくなってしまいました。
不眠で朝起きる事も苦痛になり、不登校気味になりました。毎日、朝が来る事が怖かったことを覚えています。
親と先生、取り合ってくれない大人に不信感→高校も不登校に
中学を卒業すれば環境が変わることは、頭ではわかっていた
本当ならば私自身が転校できれば良かったし、相手の友達だった方が転校するなりでどこかに行ってくればよかったのだけど。
中学校を卒業すれば、自然と離れ離れになると、私もそれは理解してました。
中学三年生で、卒業も目前でしたし、今すぐにどうこうできる問題じゃないということは頭では分かっていました。
けれど、どうしても気持ちがついて来ませんでした。傷付いた自分がそのまま置き去りにされた気がしていました。
お母さんの言葉に傷ついた
親には素直に私の苦しい気持ちを話しましたのですが、
「お母さんにどうしろっていうの!?」と言われてしまい、この言葉は今でも忘れません。
たぶん私はずっと傷付いていたのだと思います。
先生にも不信感
先生にも相談しました。
でも「気にしすぎ」だと言って取り合ってくれなくて。
当時中学生の私には、言葉の表現力が今より乏しかった為、うまく気持ちを伝えられてなかったのかもしれません。
ただ、こんなにも悩んで苦しんでいるのに、取り合ってくれない大人達に不信感が募りました。
苦しい気持ちを聞いて欲しかった
「あなたはいい子だから、わかるよね」
親と先生の、この言葉で私の苦しい気持ちは表に出すことを許されず、封じ込められてしまいました。
中学生からしてみれば、大人が言うことに従うしか道はありません。けれど本当は、今すぐに出来ない事をどうしてほしいという話ではなかったんです。
「転校するのも無理」
「相手が今すぐ何処かに行くのも無理」
だったらせめて私がどれだけ傷付いたか、置き去りにしないで話を聞いてほしかったです。
話を聞いた上で、その苦しい環境の中で、私がどうすれば良いのか。どう過ごして行こうかと一緒に考えてほしかっただけだったのです。
勝手に先生と親の間では解決した気になっていて、私は放置されたまま。
その気分はいつまでも拭えませんでした。
私はそこから人間不信になり、高校生になってもその気持ちを引き摺ってしまい、高校でも人間関係がギクシャクしてしまいました。
高校生活も登校拒否気味になり、苦痛の三年間でした。
親や先生の態度がもう少し違っていたら、私の中学から高校にかけての生活もちょっと違っていたのかなと思います。
でも、苦しくても高校だけは卒業しておくこと
私は中学生活も、高校生活も、本当に苦しかった…
でも高校だけは行っておいた方がいいです。
私も当時は本当に高校に行きたくなくてしょうがなく、欠席を繰り返し、授業の単位を落としまくってしまいました。
けれど高校の先生には恵まれたのです。
その先生は。きちんと私の不登校の原因などを聞いてくださりました。
テストを保健室で受けさせてもらったり、補習などいろいろと協力していただきました。
お陰で、私は無事に単位を取得し、ギリギリで高校を卒業できました。
高校在学中は「学校に行きたくない、高校辞めて働いた方が...」と思っていたのですが、今社会人になって、やっぱり高校だけは卒業できてよかったと思います。
高校の先生には大変感謝しています。
まず高校を卒業しておかないと、やはり職業の選択が限られてしまいます。
高校を卒業しなくても、20代前半の若い内はまdいいかもしれません。
でも後々に本当に選べなくなります。選択肢が限られるというのは先々の未来でも不利になります。
選択肢は多い方が絶対にいいのです。日本の学歴社会はある程度階段式です。そこから外れてしまうと、戻ることが容易ではありません。
例えば高校を辞めて、やっぱりと思い立ってまた入り直すとなると、また時間やお金が掛かってしまいます。
若い内に、学生でいられる時間に出来ることは本当に限られているのです。
高校に行けば、次は大学進学や専門学校、就職と選択肢の幅が広がりますが、高校を途中で辞めてしまえば何も残りません。
他の誰でもない自分の未来を棒に振る事はありません。
今は苦痛でも、高校は三年間で終わります。その間に自分の未来を考えて選択肢を増やしていく事が大事です。
自分にあった高校を選ぶことが大事
自分に合った、というのは見つけるのはなかなか難しいかもしれません。
けれど今は高校の内情や校風などを大方は調べられると思います。出来る限りの情報収集をし、自分に合った高校を見つけてほしいです。
全日制でなくとも、定時制高校や通信制高校など、様々な選択肢があります。
個人的には校風がある程度自由な所だといいかもしれません。
私が通っていた高校はカトリックの私立女子高でしたが、校則が厳しく、その反動か生徒たちは荒れていました。
私の時代にはネットがなく、先生や生徒達の様子など、そういった詳細な情報までは得られなかったのです。本当に入学して通学してみるまでは、内部のことを知る事もできません。
人間関係が不安であれば、通信制高校や定時制高校という選択肢もあります。
当時私もそのような高校があることを知っていれば、通信制高校や定時制の高校に通いたかったと今でも思っています。
知り合いに中学の頃に不登校だった子がおりましたが、高校からは通信制の学校に通い、そこで気の合った友達や彼女が出来、楽しい高校生活だったみたいです。
大人になった今でもその友達とちょくちょく遊んでいるみたいです。
自分自身が苦痛なく通える、普通に授業を受けて勉強できる環境がどれほど大事かと思います。
そういった箇所を重点に置いて、自分が通いやすいと思える、この環境だったら無理なく学習することができる学校を選べれば良いと思います。
親と先生には子供の話を聞いて欲しい
子供の将来の為にちゃんと学校に行ってほしいという親の気持ちはとても分かります。
ただ子供の世界はまだ狭く、不安でいっぱいで将来の事を考えられる余裕がありません。
目の前の今の事で精一杯です。
だから親や先生など、子供より断然視野が広い、学校以外の環境を知って歩んできた大人がきちんと正しい方向に導いてほしいです。
難しい事ではなく、子供の話を聞いて、一緒に悩んで、一緒に答えを探してほしいです。
置き去りにされたら、子供はどこにも行けなくなります。
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