参考書を読んで分かった気になるけど、
身に付いた実感はありますか?わたしは、参考書には沢山のことが書いてあるけれど、その内容を実際には使いこなすことが出来ませんでした。
分かった気になってしまっているけど、実際には頭に入っていなかったのです。
そんな私の、中学生時代の勉強方法をご紹介します。
参考書には余計なことまで書いてある
参考書には「自分がもう分かっている!」という内容も書いています。
沢山の情報が載っていて、読みにくい気がしたのです。
もうすでに「十分に理解していること」も厚く説明されていたりして。
必要以上に詳しく書いてあるせいで、学習資料としては、余計にかさ張ってしまうのです。
試験前に見直すときなどに、読む資料が沢山あると、大変です。
しかも、既に分かっている箇所の詳細な説明を読んでも、試験対策にはならないのです(出来るところを読んでも意味ありません。時間の無駄です)。
自分のノートとして、整理しなおして、纏めることが出来れば、
勉強するべき量も減るのになあ、、と考えたのです。
自分だけのノートを作ることが大事!
そこで、自分だけの分かりやすいノート作りをすることにしました
①骨組みとなる大事な重要部分
②自分が分からなかった箇所
③間違った問題
これらについて、ノートを纏めることにしました。
自分が分かっていることでも、重要箇所はノートに書くことがポイントです。
但し、あっさりと簡潔に書いてみること。
実は、あまり理解していないことに気付くことがあります。
②自分が分からなかった箇所について、
ひとつずつQ&A方式でまとめてみることも、発見があり、非常に勉強になります。
自分が分からなかったことを、自分で簡潔な問題を作り、それに対する回答を作ることで頭にしっかりと入ってきます。
二度三度と読み込んで、問題と解答を練り直していくことが大事なポイントです。
③間違った問題については、
その問題集を使って、再度問題を解けばいいじゃないか!という意見もありそうですが、わたしは、その意見には反対です。
問題分を簡潔に纏めなおしてみることで(纏められないときにはそのまま書き写し)、問題文のことば(定義)自体を理解していないことに気が付いたりします。
また回答を書いてみる際には、解説文の記載を簡潔に纏めなおす作業をするのですが、
纏めることを通じて、ポイントが見えてきます。
それに、解説文に書いてある補足的な情報は、ついつい分かった気になって読み飛ばしてしまうものですが、
補足的事項の勉強を深めることにもつながるのですから。
深く掘り下げる勉強と、浅く広く楽しく行う学習
これらのノート作りの勉強は、自分が分からないところ、間違えたところを、深く勉強していく方法です。
狭く深く。
これは非常に重要な学習方法なのですが、一方、浅く広く勉強することも大事なのです。
浅く広くする勉強は、楽しく、気分転換も兼ねて行うことが、わたしのモットーでした。
そんな私が、ノート作りの合間に見ていたのが、こちらです。
短時間で、しかも楽しく勉強することができます。
面白い授業を聞いているだけでいいのですからね。
狭く深く行う学習と、
浅く広く楽しく行う学習を、うまく使い分けることが大事です。
問題集ノートの作り方
自作の一問一答の問題集を作る際には、
①ノートを半分に折る。
②左側に問題文を書く(簡潔に)
③右側に解答を書く(端的に)
左右の文章量が異なり、空きスペースが生じる際には、空いたスペースに補足メモを書き込むようにしました。
左側の問題を読んで、右側の解答を読んで確認することを、繰り返すうちに、
文章が練り込まれてきます(書き直していくので)。
関連して疑問に思ったり、分かったりしたことを、メモ書きしていくのですね。
何回解いても間違う問題があるのです。
そんな問題を発見する為に、解く際に解けた問題には「✔」マークをつけていくこと。
✔マークが少ない問題を、試験前に読み返したり、深めていけばいいのです。
ノートの作り方を教えてくれた先生に感謝
このノート作りの方法を教えてくれたのは、家庭教師の先生でした。
週に1回、学習のペースメーカーとして、勉強を見て貰っていたのです(試験前には週2,3回のときもありました)。
このノートは、先生に勉強をみてもらうときにも使っていたのです。
ノート作りを教えて貰ってからは、わたしの成績はウナギ登り。最終的には偏差値が25も上がりました(^-^)
ノート作りを実際にやってみると、色々な疑問が出てきます。
そんな疑問にも先生は答えてくれたし、
学習の際に生じる勉強の疑問についても、ポイントを付いて、分かりやすく教えてくれました。
私の場合には、塾よりも、家庭教師の先生が合っていました。
家で勉強できるので、落ち着いて腰を据えて勉強できたのです。
家庭教師の先生を、週1回だけ頼むことを、わたしはおススメしますよ!
役に立つ家庭教師はこちらから!
また、家で楽しく学べる、オンライン学習教材を教えてくれたのも、家庭教師の先生でした。
自分のことをしっかりと見ながら、自分に合った勉強環境を整えてくれる。
そんな先生に会えたことが、わたしの勝利の秘訣でした。