都立立川高等学校は、1901年に東京府立第二中学校として開校した伝統校です。1949年には男女共学となり1950年に現在の都立立川高校の名称となりました。
都立立川高校の校風は、質実剛健と自主自律です。
- トップリーダーとして活躍する志を育成すること
- 難関大学に合格できる学力を養成すること
- 人との関わりと豊かな心を育成すること
が立川高校の教育目標とされています。
都立高校の中でも、進学指導重点校に指定されている、都立難関高校です。
都立立川高校の偏差値と難易度・倍率(推薦と併願優遇も)
偏差値 | 一般男子:67 | |
入試難易度 | ||
2017年度の入試倍率 | 推薦男子:応募98名 推薦女子:応募113名 | 合格33名(2.97倍) 合格30名(3.77倍) |
一般男子:応募220⇒受験201名 一般女子:応募182⇒受験177名 | 合格136名(1.48倍) 合格123名(1.44倍) |
都立立川高校は、都内の高校でも難関校に位置付けられています。
都立立川高校の推薦入試は、毎回倍率が2倍〜4倍の範囲におさまる傾向があります。学力検査試験の倍率は2倍以下と考えていても良いでしょう。
都立立川高校の合格に必要となる内申点の目安は男女共に42以上ですが、立川高校への合格を確実にしたい場合や、推薦入試での合格を目指す場合には、内申点は44以上を目指してください。
都立立川高校の合格に目安となる偏差値は、男女共に「67」ですが、学力検査での確実な合格を目指したい場合は、偏差値「69」を目標とすることをオススメします。
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都立立川高校の入試問題、選抜方法・推薦入試、学力検査
都立立川高校の推薦入試 | |
推薦入試枠 | 20% |
調査書の活用 | 評定 |
調査書 | 500点 |
集団討論と個人面接 | 200点 |
小論文 | 300点 |
推薦内申の目安 | 男42、女43(45点法) |
都立立川高校の入試(学力検査:一次) | |
学力検査 | 5教科 |
学力検査:調査書 | 7:3 |
学力検査 | 国語・数学・英語科目はグループ作成問題です。 2018年度より、都立立川高校作成の独自問題に変更予定です。なお、英語リスニング問題は、東京都立高校の共通問題が出題されます。 |
都立立川高校の面接内容 | |
面接時間 | 10分間ほど |
質問内容 |
|
都立高校の入試必勝対策についてまとめています。
都立立川高校が求める生徒像
東京都教育委員会の資料「本校の期待する生徒の姿」より抜粋しました。
都立立川高校では自主自律の精神を基に全人格的な教育を目指しており、次の項目について期待に応え得る生徒を望んでいます。
- 学業成績が極めて良好で、学力の充実を目指した本校の教育課程を理解し、入学後も意欲的に学習に取り組むことができる生徒。
- 大学進学への意欲など将来の進路実現に向けて継続して努力する生徒
- 自らの行動に自覚と責任をもてる生徒。
- 中学校において学習と生徒会・委員会活動、部活動、学校行事などを両立させ、立川高校入学後もそれらの活動や本校の特色ある行事に率先して参加し、学習と両立させる生徒
- ※ 特に推薦選抜においては、次のような生徒が望ましいと考えています。(1) コミュニケーション能力や論理的思考力、表現力などに優れ、中学校において、生徒会、委員会活動、部活動、学校行事などで、
リーダーシップを発揮した実績のある生徒
(2) 自主的・計画的な学習習慣が身に付いており、入学後も継続して努力し、高い学力を身に付けることが期待できる生徒
都立立川高校の進学実績・進路
2017年度の卒業生数⇨283名
国立大学の合格状況 | |||
---|---|---|---|
東京大学 | 2 | 横浜国立大学 | 5 |
京都大学 | 5 | 埼玉大学 | |
東工大学 | 5 | 筑波大学 | 7 |
一橋大学 | 7 | 東京外語大学 | 4 |
千葉大学 |
私立大学の合格状況 | |||
---|---|---|---|
早稲田大学 | 71 | 日本大学 | 46 |
慶應義塾大学 | 27 | 東洋大学 | 28 |
上智大学 | 19 | 駒沢大学 | 8 |
東京理科大学 | 55 | 専修大学 | 8 |
学習院大学 | 4 | 国際基督教大学 | 5 |
明治大学 | 107 | 津田塾大学 | 20 |
青山学院大学 | 31 | 東京女子大学 | 18 |
立教大学 | 36 | 日本女子大学 | 17 |
中央大学 | 102 | ||
法政大学 | 98 |
※大学進学率⇒ 59%
※立川高校は、東京都の進学指導重点校として合格実績も残しています。
都立立川高校の特色・評判・併願先
都立立川高校の授業
都立立川高校では、難関国立大学への進学を目指した授業カリキュラムが組まれています。
高校1年生と2年生では、全員が共通科目を受講し、幅広く基礎的な知見を広める学習をします。
高校3年生では、個別の大学受験における進路に応じて、多彩な選択プログラムが準備されています。
- 個別の習熟度に応じた授業
- 少人数制の授業
といった具合に、一人一人の学力を伸ばす工夫がされているのです。
都立立川高校の大学受験対策
都立立川高校では、放課後や長期休暇中に講習や補講が行われており、基礎的な学力の定着のほか、大学受験対策が行われてます。
都立立川高校の進路指導
都立立川高校では、進路指導として、
- 個別の面接指導、進路相談
- 立川高校の卒業生からの話を聞ける「先輩企画」
- 留学生からの話を聞ける「留学生企画」
- 東京大学の研究室訪問
- 京都大学、北海道大学、東北大学への大学ツアーを実施
- 大学出張講義、進路講話、進路ノート
といった活動をしており、生徒一人ひとりに、進路を考える機会を提供しています。
課外学習講座の「立高時代塾」では、各界で活躍する卒業生を講師に招いています。
都立立川高校の英語対策
都立立川高校では、ネイティブの英語教師により、オンライン英会話の機会を設けています。
なお、高校2年生の生徒は、全員がGTECを受験しています。
都立立川高校の高大連携
都立立川高校では、
- 首都大学東京
- 東京外国語大学
- 東京工業大学
- 東京農工大学
- 東京学芸大学
と高大連携をしています。
併願先の高校
都立立川高校の受験を検討している中学生が、併願受験を検討している高校はこちらです。
東京都の高校 | 国際基督教高校、明大明治高校、中央大学附属高校、帝京大学高校、錦城高校、國學院久我山高校、桜美林高校 |
神奈川・埼玉の高校 | 桐光学園高校、法政二高、立教新座高校 |
一歩差をつける!都立立川高校の受験対策の方法
第一志望の都立高校に合格するためには、主要5教科を徹底的に学習することが重要です。入試傾向を徹底分析して、合格に必要な学力をつけるべきです。
特に差が付きやすい「数学」と「英語」については、入念に対策をすると良いでしょう。
第一志望の公立高校に合格した先輩受験生たちの勉強方法には共通項があります。
それは、
- 出題傾向を踏まえた勉強をすること
- 過去問を分析すること
という2つのことです。
合格するにはコツがあります。勉強にはやり方があります。
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成績を上げるには秘訣があります。
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