10.こどもを勉強させるコツ

②学習習慣を定着させるために。

机の上がガチャガチャ、
部屋の中もぐちゃぐちゃ、
押入れの中も当然。。

学校からの手紙とか、宿題とか、
何か必要なものを探し出そうとしても、すぐに出て来ない。
探し物をする時間が長く、いらいらしがち。

そんな状態にあったりはしませんか?

「勉強頑張る!」と元気に始めようとするのだけど、
最初の数日は、威勢がいいのに、
徐々にトーンが落ちて行って、結局いつもと変わらない状態に陥っている。

勉強をしていない訳ではないのに、
どちらかと言ったら勉強をしている方なのに(机に向かっている方なのに)、
なぜだか、試験前とかに勉強が終わっていなくて、勉強を終えることができず、良い結果がでない。

今回こそは「テレビ」を禁止!と思って、そう決めたのに、
結局は、すぐにリモコンに手が伸びてしまって、
罪悪感とともに、テレビを見ている。。

良いといわれている「学習教材」を購入しても、
続くことが少ない。すぐに飽きてしまう。

お子さんは、このような状態にあったりはしないでしょうか?

やる気がある子供への対処法 | 学習習慣をつくろう!

このような状態にあるお子さんについて、「勿体ないなあ。。」と感じることは、

こどもにはやる気があるのに!ということです。
やる気があるのに、
・勉強を開始することができない、
・開始しても、続けることが出来ない。
・計画通りに進めることができない。

そういうことが続いていって、
親にも「あんたは何でそうなの!」と怒られてしまって、

「うるさいなあ!」と口答えをしているものの、

「自分はダメな性格だ。。」
「自分は能力がないんだ。。」

そのように思い込んでしまうのです。

ここで注意したいことがあります。
親の皆さん、よ~く頭に入れてください。

子どもの性格には問題はありません!
お子さんの能力にも問題はありません!

このことをしっかりと頭に刻み込んでください。

足りないのは、行動するための工夫(知恵)なのです。
自分で自分自身を動かすための習慣作りの方法。

まさしくここだけ!なのです。

学習習慣を定着させよう!(一つ目の方針)

正しい行動習慣のつくり方!
大きな方針として、3つ挙げられます。

一つ目の方針は、
「必要な行動習慣を増やす」
「不要な行動習慣を減らす」
ということです。

こどもが、親のあなたが、
「勉強したい」
「英語を勉強したい」「数学を勉強したい」
「成績をあげたい」
「高校受験して、○○高校に入りたい」

そのように考えているのであれば、
「勉強すること」
これが、必要な行動習慣となります。

「~したいなあ」
「○○だったらいいなあ」ということが、必要な行動習慣です。

一方、
勉強したいし、勉強しなくてはいけないことはわかっているのだけど、
「部活動が忙しくて」
「習い事が多くて」
「テレビやゲームやスマホをしてしまって」
「遊びに行ってしまって」

このようなことがあるのであれば、
これらは不要な行動習慣(または対処しなくてはならない行動習慣)ということになります。

本当は、控えるべき行動であったり、工夫しなくてはいけない行動であるにもかかわらず、
対応が取れていない行動習慣です。

「~したい、けれど●●」
「○○だったらいい、けれど●●」
という部分が、対応が必要な行動習慣です。

必要な行動習慣と、不要な行動習慣に対する対処法をこれから見ていくことになります。

楽しく行動する仕組みをつくる(二つ目の方針)

ポイントシール方式

例えば、数学の計算問題を演習する、と計画しているけれど、

そんな学習計画を立てているとしましょう。
でも、中々、数学の学習に手が付かないお子さんがいたとしましょう。

そんなときには、
・数学の演習問題を30問やったら、ポイントシールを1個ゲット。
・正答率が90%以上だったら、ポイントシールをもう1個ゲット。
・間違った問題を復習し終えたら、ポイントシールをさらに2個ゲット。

そんな風に、ゲーム感覚の決まりを作っておくのです。

社会の教科書を5ページ読んだら、ポンとシールを1個、
英語のテキストを2ページ読んだら、ポイントシール1個、
さらに英語の書き取りもしたら、ポイントシールを2個ゲット、

やってみると、結構楽しいものですよ。
ノルマを設ける必要はありません。あくまでも楽しく勉強するために、ポイントというゲーム性を持たせるのです。

テストで何点取った!とかいう結果に着目してはいけません。
あくまでも、子どもがしたことに着目しましょう。

その日にやることを計画(三つ目の方針)

頑張り屋さんのお子さんほど、勉強する際には、
「今日はこれだけの勉強をやるぞ!」
と意気込んで、

ノルマが高い行動計画を打ち立てがちです。
本当は、一日に問題10個くらいをこなすだけでも大変なのに、

「わたしは30個問題をとく!」とか。

計画を立てるときには、低い山を設定してみるといいものです。
人は超えることが難しい学習計画をたてて、一生懸命にそれに取り組んでも、

意志のちからで何とか「1日2日」頑張ってみたところで、疲れ切ってしまいます。
長くは続きません。

また、超えることが難しい学習計画を立てて、その計画を達成できなかったときには、
自己嫌悪感を感じてしまいます。
勉強することがつまらなくなってしまいそうです。

自分が考えているよりも、少し難易度が低い計画を立ててみましょう!
低い山ならば越えやすいもの。
計画を達成しやすいのです。

計画を達成すると、子どもは勉強することが楽しくなってきます。
楽しくなって、もっともっとって。
子どもの学習意欲に火がついて、波に乗ってきやすいのです。