3.成績があがらない

中学生の成績があがらない | 不安な高校受験生へのアドバイス

お子さんが勉強を頑張っているのに、
「なかなか結果がでない。。」
「成績が上がらない。。」

そんなときって不安ですよね。とりわけ、お子さまが受験生であったり受験直前期出会ったりした場合には、焦ってしまいそうです。

そういうときにはどのように対処したらよいのでしょうか?

成績があがらない高校受験生の皆さま

私もどうしたら良いのか考えていたのですが、答えが出てきません。。

そこで、高校受験生の指導経験が15年と長く、多くの受験生を見てきた男性の先生にアドバイスを貰いましたので、宜しければお読みください。何かヒントが見つかるかも知れませんよ!

人生とは険しいもの

今迄の自分の人生や、自分の子ども人生を、振り返って見てみませんか?

どうでしょうか。人生において良いこともあったでしょうし、悪いこともあったでしょう。
ものすごく最悪なこともあったでしょうね。人生は険しいものです。「成績が上がらない時期」もあれば、「成績が良い時期」もあります。

みなさんもそんなことは分かっているのです。でも実際にご自身が「成績が上がらない時期」となり、思うように行かない局面に遭遇した場合には、気持ちが落ち込んでしまい不安に駆られてしまうのです。

廃墟に差し込む月光 | 修行僧のはなし

これは私が人から聞いた話になりますが、紹介させてください。

昔ある修行僧がいました。修行僧は旅をしていたのですが宿を確保できない晩があったそうです。野宿するよりはましだということで、道の外れで見つけた廃墟に一泊することにしたとのこと。季節は冬であり、隙間風から吹く風で身が凍えてしまいます。火を起こす材料もないため廃墟の壁床を剥がして木材を調達するという在り様だったそうです。廃墟に身を潜めながらやっとのことで暖をとっていた、そんな状況にあったにもかかわらず、その修行僧は、
廃墟にポッカリと開いている壁穴から月光が射し込んできていることに気がついたそうです。
その月光は自分と自分の周りを綺麗に照らしてくれている。なんて美しいのだろうかと。

 

人生に無駄なことはない。

人生は悪いことばかりなのでしょうか。

人生は確かに自分の思い通りにはいきません。こうしたいああしたい、そんな願がすべて叶う訳ではありません。 むしろ自分の思い通りにいかないことばかりです。
当然「成績が上がらない時期」もある訳です。

しかし、自分では最悪だ!と思ってしまう出来事でも後になって見ると「ああ、あれは良い経験だったな」ということはないでしょうか。
人生に無駄なことは無いのではないでしょうか。

その時の自分にとっては、どう考えても良いとは考えられないことでも、実は自分にとって大切なことであったりする。そんなことに気が付くことはないでしょうか。
あなたが乗り切ることができない試練は、あなたに与えられることは無いと思うのです。あなたが乗り切れるからこそ、その試練が与えられているのです。そう考えることは出来ないでしょうか。試練はまさにあなたにとって良いことなのです。

困難にあって不安になってもいい。

成績があがらない、自分の思い通りにいかず大変だ。

でも、この局面を乗り切ることが出来れば、良い道がきっと開けてくる。そう思うことは出来ないでしょうか。困難であると感じてしまうことは、実はあなたが成長できる大きな機会なのではないでしょうか。
その困難が生じている道はあなたの思い通りの望む道ではないかもしれません。

でもあなたには必要な道であり、実は最高の道であったりはしないでしょうか?
悪いことが起きたときには誰もが不安になっていいと思うのです。不安になることは至極当然のことだと思うのです。
不安になったうえで、しかしそこから不安な心を安定させて上昇させていく力を持つこと。それが重要だと思うのです。

勉強の調子が良かったときには?

反対に、「成績が良い時期」に直面したときには今迄どうしていたでしょうか?

心穏やかにあったばかりか、
調子に乗って自画自賛したり、
他人と比較して安心感にひたったり、
他人のことを馬鹿にしたりしていたことはないでしょうか。

「成績が良い時期」にあるときには、自分がまるで非の打ちどころが無いような錯覚に陥っていませんでしたか?

本当は未だ未だ未熟であるにも関わらず、自分は完全な人間だと勘違いをしてしまいます。このことが人生に対して影を落とすのです。

揺れない心

これも人から聞いた話ですがご紹介させてください。

今から半世紀程前に、相撲の神様と呼ばれた大横綱がいました。双葉山という名前のお相撲さんで連勝記録69、という大記録を打ち立てた方です。

この大横綱は70勝目の記録がかかった大一番で敗れてしまします。敗れたときに荘子の言葉を用いて、このような言葉を発したそうです「いまだ木鶏たりえず」と。

闘鶏というものをご存知でしょうか?軍鶏同士の闘いを指すのですが、闘鶏で一番強いのは木鶏(木で彫ったニワトリ)だというのです。何があっても心が揺れることがないからというのがその理由だそうですが、最強といわれていた双葉山でさえも自身の心が揺らいでしまった、勝負の際に動じてしまった、と反省していたことを表しています。

大事なことは、

子どもが良いときにも悪いときにも、
そしてそれをサポートするご両親さまが良いときにも悪いときにも、
絶えず心をしっかりとコントロールすること、それが大事だと思うのです。
しかし、それは大変なことです。

特に自分自身と子どもの両方を抱え込むことは、難しいことだと思うのです。

自分は大丈夫だ!
そう自信をもって言い切れる方はそれでよいのかもしれません。
しかし、そうでない場合には一人で抱え込むことはありません。

ご夫婦同士、身近にいる家族や友人、そして学校や塾・家庭教師の先生、あらゆる人の力を借りて構いません。
不安になってもいい、しかし、自分自身と子どもにおいて、しっかりと心を持つことが大事だと思うのです。

しろくま塾長から

皆さま、いかがでしたでしょうか?参考になりましたか?

もし、ご自身でもしっかりとお子さまをサポートできる、という場合にはしっかりとサポートしてあげてください。不安になってもいい、その言葉って安心しますよね。

また、お友達やご家族のお力を借りることができて、それで充分だという場合には、是非頼って見て下さい。
そして、学校や塾、家庭教師の先生の力も借りることが出来れば、是非頼って見て下さい。
必ずや、頼りになってくれますよ。

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