「学校に行きたくない」と、同じ悩みを抱えていた方から、アドバイスをもらっています。宜しければ、参考にしてみてください。
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学校が辛い…オモシロくもない毎日を送っている中学2年生の君へ
私は、決して恵まれた生活を送っていたとは言えません。だって、家に帰っても家庭環境もよくなかったから家でも居心地が悪くって、
中学校に行ったら行ったで、同級生からでもからかいを受けていて、学校生活はと〜っても苦痛でした。
心が休まらなかった。
だから中学生の頃は憂鬱な毎日が続いて、何度も学校をさぽったり、「消えてなくなってしまいたい」と思ったことも度々あります。
私自身、学校が最も辛く感じ始めたのは中学2年になったばかりの頃でした。こんなつまらなくて、というか辛くてオモシロくもない毎日が、卒業まであと2年も続くのか...
学校での時間も、家で部屋の中にいるときも、真っ暗な絶望的な心境に陥ってしまうことが多くて。毎日に、将来に希望を持てずにいたんです。
きっと私のように感じている中学生は多いでしょう。
- 友達関係がうまくいかない、
- 授業が理解できなくて辛い、
- 将来やりたいことがないし、どうなるのか不安、
- 家での居場所がない
ついついと、楽しそうに見える人と比べてしまって、自分に劣等感を抱える中学生は、きっとたくさんいると思います。
ですから、私と同じように苦しんでいる中学年のみなさんの力に少しでもなればって思ったのです。
劣等感がある不登校気味の中学2年生へ→まずは、今の自分を認めてあげること
まず中学生のみんなに言いたいことがあります。
それは「今の自分を認めてあげてください」っていうこと。自分のことを気軽に考えてみてください。学校に行きたくないって思う自分を肯定してあげるのです。
例えば、今の時代、共働きの家庭が増えて、働く母親が増えています。もしかすると、子供の登校時間よりも先に出勤するお母さんも珍しくないかもしれません。
お母さんが働いている環境下においては「あなたが登校しなくても」、不登校の事実が親にバレにくい環境にあるというわけです。
ついつい怠けたいと気持ちの甘えや気の緩みが出てしまって、学校に行きたくない!という気持ちが勝ってしまっても不思議ではありません。
中学時代は、まだ子供は未熟です。自分のこともよく見えていません。
「将来はこんな人間になりたい」とか
「養ってくれる親に感謝」とか
まだまだ、しっかりした考えが確立していない時期でもあるのです。
中学校に行く目的もわからないし、なんら希望もないの状態では、学校が辛かったり、面白くないことがあると、
「なぜ中学校に行かなくてはいけないんだ」
「別に学校になんか行かなくてもいいんじゃないか?」
と考えてしまう思考回路もわかります。
「学校に行きたくない」と思ってしまった時には、
まずはそういう自分を肯定してあげることから始めるといいと思うのです。
「みんなが出来ることを、自分はできない」という劣等感を捨てましょう。
たとえ自分自身が不完全な状態であったり、何かできないことがあったとしても、その状態を認めてあげることです。できない自分を認めてあげましょう。
完全な人間なんて地球上のどこにもいないのです。
自分のことを認めてあげるという作業をひとつひとつクリアしていくことが大切です。
「学校に行きたくない」
そんな気持ちを持つことはむしろ自然です。学校に自ら進んで行きたい!と考える中学生は、ごくごく少数派でしょう。
学校に行きたくないという気持ちを持つ自分のことを認めてあげた後には、親に助けを求めてもいいのではないかと思うんです。
親は「もう中学生(高校生)になったんだから」と言うかもしれません。
ガミガミとうるさく怒りながら「起きろ!」「学校に行け!」と言うかもしれません。
でも、それでも
「自分の力だけでは対応できない」「協力して欲しい」と素直に打ち明けるべきです。
親がカリカリしていたら、
「もうちょっと優しくして欲しい」と言うべきです。
親になると解ることですが、子供に甘えられたり、素直に弱みを見せられると、喜びを感じます。だからきっと、忙しい親でもきっと話を聞いてくれるはずです。
不登校気味の君へ→自分を見つめ直す。スマホ・ラインは程々に
次に、不登校状態の問題を解決したいと漠然とでも思っているなら、
自分の何がいけないか?見つめなくてはいけません。
たとえ、学校であなたがイジメられる立場にいたとしてもです。
中学生の頃は、自分のことを見つめ直す作業がめんどくさいと感じ、なるがままにしたくなる年頃でもあります。
何でも無気力で、自分のことを見つめ直す作業が必要とわかっていても「めんどうだからやめておこう」という発想になりがちです。
しかし、今、自分のことをしっかりと見つめないと、後々もっと面倒なことになります。それは大人になった私がよくわかっていることです。
自分を見つめ直すためには、生活リズムを整えることです。
今の中学生はスマホに対する誘惑が生活リズムをよけいに乱してしまう原因になっています。ラインが楽しいうちはまだいいですが、ラインをしているとトラブルだってあるでしょう。
人間関係のトラブルに悩む時間を取られ、ストレス発散になんとなくネットでもしたくなるものです。
気がつけば夜中になってもスマホを眺めながらなんとなく寂しさを紛らわしていたりするのかもしれません。
ただ、たとえスマホをいじることで、心はそれで一時的に癒されたとしても、からだは正直です。
寝不足がたまれば朝起きれませんし、頭がぼーっとすると物事に対して無気力になりがちです。
大きな問題もないのに毎日がつまらなく思えてきたり、常に眠たくて布団から出られなくなったりもします。
ですから、まずはスマホの時間を管理することが大切だと思います。
長時間スマホができない設定にしてみたり、親に「○時以降になったら取り上げてほしい」とお願いしてもいいかもしれません。
スマホを減らせば問題が全て解決するとは言えませんが、
寝る時間を確保して友達との関係も「それとなく」程度におさめられるようになるとストレスの原因も減らせるのではないでしょうか。
友達には、「親が厳しいから」ということにして、ラインも頻繁に出来なくなったと友達に言ってみてください。そうすれば返信に焦ることもありません。
今現在、すでに不登校状態になっている場合にも、
「高校には必ず行く!」
「高校だけは卒業する!」
と目標を置きましょう。
そのために出席日数を意識し、保健室登校でもいいのでなるべく学校に行くことを頭に置き続けてみてください。
中学校も高校も無理に行かなくてもイイ→でも高校卒業資格は大事
どうしても苦しい場合には、中学校であれば、無理に通学しなくても良いと思います。
でも、高校だけは絶対に進学してください。
高校を卒業することの重要性は、私は痛感しています。
今では通信制高校も昔よりたくさんありますし、学校側も無理に来なくていいと指導する場合が多いです。
クラスにも当たり前のように不登校のお子さんがおり、同じ状況のお子さんは安心して不登校の道を選択しやすい状況にあるような気もします。
ただ、だからといって実際に不登校で中学生活を終えるのはあまりにも悲しすぎます。
この苦しい時期、みんな多かれ少なかれ苦労しながら中学校生活を送っています。自分からするとみんなが輝いて見えるかもしれません。
しかし、頭のいい子も「ガリ勉」なんて言われてからかわれて悩んでいたりします。
楽しそうなみんなも実は成績で悩んでいたり、高校入試を思うと不安で仕方ないからこそ遊んで紛らしているということだってあります。
私も中学時代は何度も学校をサボりました。
学校に行くふりをして近くの公園で時間を潰し、嫌いな教科が終わった頃に登校することもありました。
気まぐれに電車に乗り、隣町まで行ってぶらぶらして、結局家に帰ってしまうことも。
しかし、今よりも不登校児に寛大な世の中ではなかったので、自分なりに危機感は強く持っていたように思います。
- 「体育をサボりすぎたから次は休めないな」とか、
- 「今日サボった分、明日は行かないと」
なんて調整しながら似たようなことをして過ごしていた友達も多かったです。
今の中学生のみなさんは、高校進学の際にも通信制高校の道も多く用意されており、登校をせかす大人も少なくて一見恵まれています。
ただ、登校を促す大人が少ないせいで「行きたくなかったら登校しなくてもいい」「高校は行かなくてもイイ」という発想になりやすいのではないかとも思っています。
そんなみなさんにこれだけは言いたいのですが、高校卒業資格はぜひ取っておいてください。
中卒では将来就職活動の際にきっと困ります。
恋人ができても劣等感に苦しんだり、結婚相手の親御さんに根性がない子だと思われたりするかもしれません。
楽しくなくてもいい、卒業さえしてしまえばいいんです。私もそう割り切れるようになってから随分楽になったのを覚えています。
▼通信制高校への入学・編入▼
人に何を言われても気にしない→高校卒業することに集中!
まだまだ中学生活が長いみなさんは今を諦めて高校からのイメージを持つより、少しでもいいので中学に足を向けてほしいと思っています。
遅刻や早退でもいいですし、保健室登校でもいいんです。人の目が気になるならマスクやだてめがねをしてしまいましょう。
すでにいろいろ言われているのですから、
一切気にせずに自分のリハビリだと思って割り切ってみてください。
ひとりでも心許せる友達がいるなら、「明日学校に行くよ」と宣言して自分にはっぱをかけるという方法もあります。
どう考えてもそういったことが無理そうならば、高校から新しい自分をスタートさせることに力を注ぎます。
通信制高校や定時制高校の資料を集め、先生にも積極的に相談してください。
そして、今のうちから「この高校に行く!」と目標を持ちましょう。塾でも家庭教師でもいいので勉強する習慣を欠かさないようにしましょう。
不登校の子が集まる場所へ行き、人と話したり何かお手伝いをするトレーニングもできたら最高です。そうやって人となるべく関わるようにしておくと、高校から新しい自分をスタートさせやすいと思います。
高校に関しては、資料集めをして見ること。
高校の情報をキレイにファイルに収めたり特徴を書き出したりするとわくわくしてくるはずです。
とにかく将来に希望を持つことです。一度つまづいてももう一度歩き出すことはできます。
今回、私も改めて自分の中学生時代を振り返ってみました。涙が出そうになりました。
今苦しんでいるみなさんと同じように、私も学校が嫌で家も嫌で、孤独な数年間を送ってきました。
でも、
「高校さえ卒業すればいいんでしょ!」
と割り切って過ごせるようになると、
ズル賢く「この先生には好かれておこう」なんてことも考えるようになり、清い心とは言えませんが学校生活をどうにかクリアしていけました。
高校生になり、周りの環境が変わるとキャラ変えもできます。
今の子はネットの繋がりが強く、私の頃よりも思ったことを直接口にしません。
ですから、「あの子変わったよね」とか、「学校来てるんだ」と言われても耳に入って来ないことは考えないようにしてください。
耳に入ってきたことも「はいはい」と聞き流せばいいんです。
「私に構っているなんて暇なのね」と思いましょう。強くあることはありません。強がってでもいいので、今を乗り越えてください。
みんな多かれ少なかれ悩んでいます。どんなに楽しそうな人も同じです。心許せる人だけ甘えてください。
親、親友、ネット内の知り合い、誰でもいいので弱みを見せて、その人を喜ばせようという目的でもいいので少しずつ前に進んでください。
大人になって、高校を卒業しておいて本当に良かったと思っています。
何もとりえがなく自分に自信がないのはあの頃のままですが、
だからこそ高卒じゃなかったらと考えるとぞっとします。「ちょっとがんばってみるか」くらいでいいんです。
「変わらなきゃ」とか、「ダメな私」じゃなく、「やれそうなこと、やるのもいいかな」くらい十分です。
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