トラウマのようになってしまい、教科書を見るたびにそのことを思い出してしまい、不登校になりました。
不登校になった時は部屋に引きこもって、夜眠れずに昼夜逆転生活を送っていました。
Contents
授業についていけない▶︎勉強遅れが不登校の原因
お子さんが授業について行けないで、不登校になってしまった場合、両親の方々に言いたいことがあります。
それは「見守る」こと。そして肝心なところで導いて欲しいということです。
不登校になった子はこのままじゃダメだということを絶対にわかっています。
しかし今は、目の前の現実に対して、向き合うことができずに頭の中が整理できていないのです。
頭の中にトラウマがフラッシュバックし、そのことから逃れたいために何かボーっとして災難が過ぎ去ることを待っているのです。
お子さんも、それでは何の解決にもならないことも分かっています。
時間が解決してくれることもありますが、最後はご両親のお力添えが必要です。
子供も最初は「なぜ学校に行きたくないのか」「何がトラウマになっているのか」本人もわかりません。
しかし何日か経つと嫌なことを思い出してきます。
それが第一歩です。どうかそれまで待ってあげることです。
不登校の中学生に取るべき取るべき対応策は?
まずは、何故学校に行きたくないか、何が嫌なのかをぼんやりとでいいので思い出すことから始めるといいと思います。
何も椅子に座り親や先生と面と向かって話すことではなくて、寝そべりながらぼんやりとどこかを見ながらでも構いません。
あるいはゲームをしたり好きなことをしながらでも構いません。
とにかく風化する前に思い出すことです。それがまず一歩前進です。
それからどうすればいいか考えればいいのです。
何故学校に行きたくないのかをわかれば、あとはその原因を解決するだけでいいのです。
解決方法には、ハード面とソフト面があります。
ハード面は転校等物理的にどうにかしてしまうこと。
ソフト面は本人の努力による克服です。
どちらがいいかは状況によりますがまずは原因と向き合うことを第一に考えてあげてください。
不登校になったときの勉強方法は?
日常の学習に関してですが、私の経験から申しますと率直に言ってする必要があると思います。
私は中学校の数学と理科についていけずに不登校になりました。
その時の克服方法は親が個別指導の塾に入れてくれまして、特別に小学校の算数からやり直してくれたことです。
家庭学習にも力を入れました。
苦しいことですが、勉強できないからといってそのままにしておくともっと勉強できなくなってしまいます。
私は究極的には高校の勉強はできなくても問題ないと思います。
しかし思考ができない人間になってしまうと人生の課題の解決ができなくなってしまいます。
私は義務教育までは理解できるところまでは行ったほうがいいと思います。そこから先は別に本人の素質があれば全然大丈夫だと思います。
不登校児▶︎高校受験はどうすればいい?
受験勉強はするにこしたことはありません。しかし勉強ができなくて不登校になった場合にはつまずいたところからやり直す必要があります。
暗記科目はともかく数学と理科に関しては基礎の理論の積み重ねになっていきます。
もっというとその論理能力の原点は思考能力になってきますので、最重要なのは国語です。
国語がしっかりできてそのあとは算数です。
江戸時代の勉強方法(読み、書き、そろばん)は、最もオーソドックスで、古典的な考え方ですが。今も基本であることに変わりはありません。
まとめますと受験勉強するにも本人がどこまで勉強できるのか?
できない場合、どこからできなくなっているのかそこを見極めて勉強をしてもらう必要があります。
不登校児▶︎進路はどうすればいい?
私は進路に関してもできるだけ進学したほうがいいと思います。
少々厳しいアドバイスとなってしまいますが、現在の日本社会は昔ほどの余裕がありません。
長引くデフレで格差が拡大し社会全体がギスギスしており、自己責任論が蔓延して、嫉妬による足の引っ張り合いが横行しています。
つまり、昔よりも手を差し伸べてくれる人がいないのです。昔よりレールから外れるともう元の人生に戻ることが困難になっています。
それは残念ながら学歴社会をより強化する結果となっています。
何でもいいです。
本人の強い情熱による夢が何もないのならとにかく進学してください。それからのことは進学してから考えればいいです。とにかくレールに乗せてあげてください。
不登校児、授業についていけない▶︎親が取るべき対応策
私が述べたいことは、不登校は確かにつらいことですがそれは一種の挫折です。
挫折は誰にでも来ます。
むしろ挫折を乗り越えた人間の方が社会にとってはより価値のある人間になれます。
一度も挫折せずに大人になり、社会にでてしまうと大人になってから挫折してしまうことになります。
大人になってからの挫折を克服するのは並大抵の努力では無理です。
不登校、その年齢で挫折できたことはチャンスです。この不登校という挫折を克服できればよりよい人生が絶対に待っています。
つまりそれは挫折を経験していない人間よりも遥かに強く逞しい、社会の荒波にも耐えうる人間となっているからです。
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