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通信制高校から大学に進学できるのか？
通信制高校からでも大学進学することは可能です。通信制高校の卒業生には、
「専門学校に進学した人」
「4年制大学に進学した人」
「通信制大学に進学した人」
など、様々な方がいます。
通信制高校には、指定校推薦枠を持つ学校もあるので、通信制高校からでも問題なく大学に進学できます。
むしろ大学受験を考えたら通信制高校への進学がオススメ
目先の学校生活にこだわらない人であれば、大学進学を視野に入れた時に全日制高校に通うより、通信制高校の方が大学受験には有利と言えるでしょう。
受験勉強に使うことができる時間的な自由さをみると、断然、通信制高校の学生の方に利点があります。
大学という最終学歴を求めるにあたって、高校の学歴や高校生活は別に問題ではないと考える人にとっては、通信制高校も選択肢の1つです。
通信制高校は多くても月1回ほどの登校で卒業可能なので、自由な日中の時間を大学受験の為の勉強時間に充てることが可能です。
学校に行かない代わりに進学塾や大学受験予備校などに通い、早い段階からの本格的な受験勉強をスタートされることが出来るのです。
通信制高校ならではの自由な時間を、大学受験に向けてどう使うかによって、全日制高校に在籍する生徒よりアドバンテージを得ることが可能です。
大学進学を見据えた「通信制高校」選びで考慮すべきこと
通信制高校を選ぶときには、その高校の進学実績と指定校推薦枠を確認しておきましょう。
どのようなレベルの大学に進学しているのか？
資料請求して確認しておくべきです。
通信制高校の中でも本当に進学に強い学校であれば、大学の指定校推薦枠をいくつか持っていることが多いでしょう。
また高校によって推薦枠を持っている大学のレベルが異なります。
ある通信制高校は、たくさん指定校推薦枠を持っているけれど、その大学のレベルはあまり高くない場合といった場合もあります
反対に指定校推薦枠を持っている大学の数は少ないけれどその中にはMARCHや関関同立が含まれているといった通信制高校もあります。
入学を検討するにあたってその高校のパンフレットで、指定校推薦枠とその具体的な大学名を調べておくといいと思います。
通信制高校から大学進学を目指す時に注意すること
通信制高校は、大学受験に向けて、勉強時間を多く設定することができます。
しかし、この自由な時間を目的もなくダラダラと過ごしてしまっては、大学受験に臨むライバル達に置いて行かれるだけです。
3年で卒業する為にも、通信制高校では自己管理能力が必要とされますが、これは大学受験においても同様です。
自分なりに勉強計画を立て、その計画通りにコツコツを地道に継続して取り組んでいける能力が必要になります。
「時間があるから」
「日中、自由だから」
と思ってせっかく立てた勉強の予定を先送りしているようでは、通信制高校のメリットを大学受験に生かすことは出来ません。
決して昼夜逆転などすることがないように、例え勉強以外の予定であっても良いので日中にやるべきことを見つけておきましょう。
誰にも管理されないからこそ、自分で自分自身をしっかり管理すること。
大学入試当日から逆算した勉強をきちんとこなしていくことを日々の生活の中で意識するようにしてほしいと思います。
通信制高校から大学受験する時のメリット
例えばあなたが高１の年齢だとします。
全日制高校に通う同級生は、高１で習う範囲の勉強を学校のペースに合わせて勉強していることでしょう。
しかし、通信制高校に在籍しているあなたは自分のペース次第で高２、高３の勉強にまで手を付けていくことが可能です。
自分の意識次第で学年の枠組みを超えて勉強を進めていくことが可能になるので、大学受験においてはかなり早い段階から本格的な受験勉強を始めることが出来ます。
通信制高校では通学することがほとんどない分、自由の利く日中の時間の全てを受験勉強に充てることが出来ます。
もちろん、これにはかなりの根気と高いモチベーションが必要になります。
しかし、いつでも下を向くことなく自分自身の目標に向かって努力出来る人であれば、通信制高校の制度は大学受験において力強い味方となってくれるはずです。
また塾や予備校に通わせてもれえる余裕があれば、高１の段階から昼間にも大学受験に向けた授業を行ってくれる塾などに通い勉強するという手もおすすめします。
予備校の中には通信制高校や高卒認定者であれば、現役、浪人関係なく予備校の授業を受けさせてもれえるところもあります。
そうした制度を取り入れている予備校を選べば、現役生のうちから浪人生に混じり、真剣な雰囲気の中で勉強を進めていくことも可能です。
早いうちから自分の学力よりもレベルの高い世界に混じり、その世界の中で必死に努力して授業に食らいついていくという経験をたくさん積んでおくことは将来、希望の大学に進学した先でも役に立つと思います。
通信制高校からでも大学進学できる
通信制高校の勉強は頼りないと思ったり、大学受験なんてとんでもない。
そんなイメージを払拭させることです。
確かに、多くの通信制高校で行われる授業自体はレベルが低いことは事実です。
しかし、だからといって大学進学は無謀という訳ではありません。
学校をキチンと選びさえすれば、むしろ大学進学においては通信制高校はかなり有利です。
人と違う道を選ぶことには当然リスクが伴いますが、目先のリスクばかりに目を向けずに先の未来に目を向けるようにしてほしいと思います。
通信制高校に在籍している間は人によっては周りと比べて劣等感を感じてしまうかも知れません。
しかし、通信制高校に在籍している間の自由な時間に、大学進学に向けて、たくさん勉強することが出来れば、きっとその先に待っている未来は明るい未来だと思います。
私自身の体験から考えても通信制高校は大学受験においてメリットがたくさんあります。
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