静岡県立静岡中央高等学校（通信制）は、静岡県静岡市葵区にある単位制の通信制高校です（公立高等学校）。
静岡県立静岡中央高等学校には制服や校則がありません。
単位制の高校なので留年することもなく、全授業科目を自分で選択することができます。
入学後の学習サポートだったり、卒業後の進路のことも考えて、よ〜く比較検討して学校選びすることが重要です。
気になる学校と比較検討することで理解が深まります。
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Contents
通信制・静岡中央高等学校の基本情報
| 通信制高校 | 県立の通信制高校 |
|---|---|
| キャンパスの場所 | 東部キャンパス：三島市文教町1-3-93 中央キャンパス：静岡市葵区城北2丁目29－1 西部キャンパス：湖西市新居町内山2036 |
| 教材費・諸経費 | 7000円程 |
通信制・静岡中央高等学校の学費
静岡中央高等学校の学費は安いと思います。入学費は500円で、1教科にかかる費用も数千円でした。
科目をたくさん選択し、教材費を含めても年間5万程度か、それ以下だったと思います。
現在の学費を調べましたが、入学金が500円、教材費が1,000~1,600円、その他の諸費が3,750円程度のようです。
ちなみに、レポートの郵送費も学割(通信制割引？)が効くので、15円切手で送ることができます。現
そのため、私の場合は通信制の高校に通っていて、学費が高いと感じることはありませんでした。
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国や地方公共団体の制度、学校の制度の他にも、自らの工夫で学費を安くすることも可能です。
通信制・静岡中央高等学校の入試・偏差値
静岡中央高等学校の偏差値
静岡中央高等学校（通信制）には、偏差値という概念がありません。
入試では学力試験が実施されず、面接試験などで合否判定されるため偏差値というものが存在しないのです。
入学時点で必要となる学力（偏差値）は不明ですので、過去の入試状況だったり、卒業生の進学先のことはよく調べておくと良いでしょう。
静岡中央高等学校の入学試験
静岡中央高等学校には入学試験はなく、先生との面接試験だけで入学できました。
面接試験では、先生方３名と、本人、そして両親で行われました(私の場合は編入だったので通常と少し違うかもしれません)。
面接で聞かれた内容は、
「なぜこの高校を選んだのか？」
「普通科でなく通信制に通いたい理由は？」
「高校でどんなことを学びたいか？
などでした。
面接中、感じ悪いなと感じる先生もいましたが、後で話すと普通に良い先生だったので、もしかしたら面接中のポーズだったのかもしれません。
入学を決める前に、通信制は自己管理がしっかりできないと卒業は難しいと知っておいて欲しいです。
私の場合、単位が足りるかどうか、卒業後の進路など、先生から忠告してくれることはありませんでした。
レポートも、毎回期限を守って送る必要があります。
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静岡中央高等学校⇒卒業生のヤバい評判・口コミ
静岡中央高等学校の卒業生には、大学に進学する人よりは、就職を選ぶ人が多いように思います。
静岡中央高等学校では、進路面談などは一切なく、「自分で好きに進路を決めてください」というスタンスでした。
大学を受験したい場合は、自分から先生に相談する必要があると思います。
進路決定をする上で助かった点は、正直ありません。できれば、先生の方からもっと親身にアドバイスをして欲しかったと思っています。
通信制・静岡中央高等学校の特色
静岡中央高等学校は静岡市にあります。その他に沼津市(現在は三島市)、湖西市の３か所でスクーリングを受けられます。
私は最寄りが沼津でしたが、静岡の方のスクーリングもよく受けていました。静岡の本校は、とても綺麗な校舎です。学食や売店もありました。
基本的に週に２回開校しています。スクーリングは時間数さえ足りれば、好きな日に受けられるので、全く学校へ行かない週があっても大丈夫でした。
制服はなく、好きな服装で登校できます。
印象的なのは、体育です。
冬場の授業は、学校周りのウォーキングを行いました。自分のペースで歩けるので、球技などに参加したくない人におすすめです。
通信制・静岡中央高等学校に入学後学べること
静岡中央高等学校では、必修科目以外には、簿記、服飾文化、フードデザイン、ビジネス基礎、社会福祉基礎などが学べます。
必修科目の国語や数学などは、普通の高校に比べてかなり簡単な内容だと思います。
中学の基礎ができていれば、独学でも問題なく学習を進められると思います。進学を目指している人には物足りないかもしれません。
高校在学中に大検を受けることはできます。卒業や単位取得と同時にとれる資格はなかったと思います。
通信制・静岡中央高等学校に入学後のライフスタイル
静岡中央高等学校に入学後は、週に１~２日スクーリングを受けるために登校します。
自分に必要な授業だけ選んで受けるので、２時間だけで帰ったり、全く登校しない週があったりもします。
同時に、自宅学習でレポートを作成します。教科書を読んでレポートを完成させていくので、それほど難しい作業ではありませんが、時間がかかるものもあります。
レポートを必要な数提出したら、今度はテストのために登校します。テストは１学期に１~２回程度でした。
静岡中央高等学校には、分かりやすい授業をしてくれる先生が多かったです。
普通の高校より先生と生徒のあいだに距離がありますが、１人の人間として尊重してくれている雰囲気を感じていました。
授業は教室が生徒で埋まることはほとんどなく、だいたい１０人程度で受けます。
通信制高校選びの際に迷った学校
通信制ではありませんが、「飛龍高校三島フリースクール」というフリースクールも候補に挙がっていました。
私は当時、自律神経失調症で体調が安定しなかったため、通学をほとんどせず、自分のペースで学習できる静岡中央高等学校の方が合っていると思い、こちらの学校に決めました。
服装に決まりがなく、校則もほとんどない自由な校風も魅力でした。
また、校舎も近代的で雰囲気が良く、この学校に通ってみたいと思えました。
静岡中央高等学校⇒在校生の評判・口コミ
レポートも、後伸ばしにしているとどんどん溜まってしまうので、早め早めに計画を立てて終わらせてしまった方が楽です。
進路についても、先生はあまり介入してこないので、自分でしっかり調べるか、周りのサポートが大切だと思います。
自己学習が得意だったり、自分のペースで物事を進めるのが好きなタイプの子供に、通信制高校が合っていると思います。また、校則に縛られたくない、周りに合わせたくない、など自由に高校生活を送りたい子にも向いています。
反対に、周りから言われないとできない子、計画的に物事を進めるのが苦手な子には大変だと思います。
必然的に１人で家にいる時間が長くなるので、孤独を感じやすくなります。私立の通信制高校も検討すると良いでしょう。
「何を着ていっても良い」「何時に行っても良い」「何時に帰っても良い」「行かなくても良い」。普通の学校の窮屈さに息が詰まりそうだった当時の私には、本当に救いでした。
しかし、自由でいるということは、責任はすべて自分に返ってきます。自己管理ができず、怠けたり甘えたりして痛い思いをしたことも、沢山あります。
自分の行動に責任を持つこと、計画を立てて物事を進める力が身に付くことが、通信制高校の１番の強みです。
自分に合った通信制高校を選ぶこと！
色々な通信制高校があります。
「通学不要の通信制コース」
「適度に通学するコース」
スクーリングのこともありますが、家から通学可能な学校を選ぶと、友達も出来やすいし、先生とのコミュニケーションも取りやすいです。
勉強の質問もしやすいし、高校卒業も容易になる傾向があるそうです。
家から通学可能な通信制高校を幾つかピックアップしてみることが重要です。
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