「学校に行きたくない」と、同じ悩みを抱えていた方から、アドバイスをもらっています。宜しければ、参考にしてみてください。
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不登校で悩んでいる中2・中3の君へ
自分の弟に至っては、中学時代に完全な不登校だったので、自分と弟の不登校経験を伝えてきたいと思っています。東京都八王子市に住んでいました。
僕と弟は、
- 友達となじめない、
- 部活が嫌だ、
- 学校が頼りにならない、
- 先生に相談しても無駄
という悩みを抱えていました。
そもそも不登校という言葉が悪い→学校は休んでもイイ
不登校ってマイナスイメージ→クレバーな判断
まず、不登校、という言葉がいけませんね。言葉にマイナスな意味、行かなくてはいけないのに、行っていない。そんなイメージを与えてきます。
学校にいかない、という選択は、何も恥ずかしいことではありません。むしろ、自分にとって
- 「あまりにも不都合」
- 「常識を超えて不条理」
- 「耐え難い」
ものから、自分から距離を置くために学校に行かないのです。クレバーな、賢い判断です。
不登校の理由は?
何が自分にとって、「行き過ぎたマイナスな状況」だったのでしょうか。
- 部活だったり、
- 勉強だったり、
- 友達だったり。
さらには、そのことを先生に相談しても役に立たない、状況が変わらない。本当に困りますね。学校が自分にとって「激しくマイナス」だと思ったら、ぜひ休んでください。
生徒それぞれ個性がある
いいんです。学校は、先生が、生徒全員に同じように、教育をする場所です。そもそも、個人個人が個性が違うわけで、その枠にハマらない君がおかしいわけでも、ハマったみんなが偉いわけでもありません。
ハマらなかったなら、そのことは忘れて、次のチャレンジができます。だからいいんです、学校の枠にハマらなくて。学校の先生に相談しても、あまり効果がなかった君!
ごめんね、勇気を出して先生に相談したことは、本当に偉かったけど、残念ながら、ほとんどの学校の先生は、「学生時代、学校が楽しかった」人たちなんだ。
なぜかって、学校が楽しかったから、学校が好きで、それで学校の先生を目指しています。
先生が好きで、学校が好きで、みんなも楽しいだろ!と思って学校の先生をしています。
だから、学校を楽しいと感じない生徒の、気持ちがわからないことが多くあるのです。だから、先生に相談しても変わらなかったのはそのせいかもしれません。
中学校は休んでもイイ
中学校は確かに、生きていく1つの大きな道ですが、中学校しか道がないわけじゃないですし、いやいやその道を進むのも時間がもったいです。不登校、それは一回休んで、ほかの道に踏み出すチャンス。何も恥ずかしいことじゃないし、むしろチャンスかもしれません。だから、今、休むって決めたなら、しっかり休んじゃいましょう。考える時間に使って、嫌な学校のことは一回置いておいて、全然OKなんです。
不登校の何が悪い?学校は休んでイイ。友達は作らなくてもイイ
無理して友達を作る必要はない
まず、学校は、いろんな人がいます。決して自分が間違っている、自分が悪い、そんなわけじゃないんです。友達とうまくいかない、そんな君は、無理して友達になる必要はないとおもいます。
中学生は、まだ子ども
今僕は大学生ですが、中学生って、小学生の進化版で、本当はまだ子供なんです。
今僕も中学時代を思い返せば、
- 考え方、
- ものの見方、
その全部がまだ子供でした。
だから、同じく「子供な」同級生の友達とうまくいかない今が過ぎされば、「大人な」話ができる、そんな素敵な出会いもたくさんあるのです。
中学生は、基本、自分の地域に住んでいる友達ばかりですよね。
高校、大学と大人の出会いが増える
だけど、高校は違います。もっと遠くから、いろんな学校から、少しみんなが大人になって、たくさんのそれぞれの経験をもって、進学してきます。
今までとは大きく違う出会いが沢山出てきます。
さらに進学すると大学生ですね。大学は、同じ目標に向かって努力をしたい人間の集まりです。さらに、そんな人間が全国からたくさん集まってきます。
大学はもう、本当に楽しくて、びっくりするような出会いがたくさんあります。大学生の僕が約束します。
だから、友達関係で悩んでいる君は、今の周りの生徒たちが世の中のすべてだと思わないでほしいです。まだまだこれから、たくさん出会いがあります。今の友達とうまくいかなきゃいけない、そんなわけありません。
先生なんて、そんなもの
そして、こんな悩みを先生に相談して、解決しなかった、ということもあると思います。それはもう、原因がはっきりしています。そもそも先生が、学校大好き人間なんです。そうじゃなくて、教師になろうって人はなかなかいません。
仕事はもともと憧れから夢へと変わるもの。学校の先生や学校に、いい思い出があるから、先生を目指すのです。
だから、解決しなかった、終わった、わけではありません。先生なんて、そんなもの、と思って大丈夫です!辛い時間が一生続くわけではありません。続かせないためにも、辛い時間から楽しい時間に移動するためにも、不登校、何も悪くないんです。
不登校でもイイけど、情報収集して高校卒業資格を取ること
しかし、じゃあ不登校です。
「学校には行きません。何もしません」
それでは、明るい未来は難しいです。学校にいる生徒は、「学校」という教育機関で、それぞれ成長していきます。
学校に行かない選択をしたなら、何が必要でしょうか。
高校の情報収集を
不登校という選択をしたのならば、僕はまず、情報を集めるところから始めるのがいいと思います。
学校って、何も一通りじゃありません。転校できます、通信制高校だってあります。その情報をたくさん集めて、自分に何があっているのか、考えることがまず最初のステップです。
その情報収集を十分にやっていれば、余計なところ、例えば手続き等で困ることも少なくなります。無理に学校に復帰する道だけが、「進学」ではありません。
地域の中学校、という狭い枠から、自分に与えられたすべての可能性に目を向けてみましょう。きっと「学校に戻る」ことより多くのことを学べるはずです。
しかし、今この時代、「高校卒業」は大きな意味を持ちます。高卒採用は今は多くありますが、中卒採用は、コネでもなければ難しいのが現状です。
しかし、やはりもう、学校に通って、授業を受けて、というのは勘弁してくれ、と思うかもしれません。そんな時、高校にも、通信制高校があります。
何もわざわざ、学校に行かなくても、自分のスタイルで勉強はできます。通信制高校を卒業すればもちろん「高卒」です。
高校卒業資格
さらに言えば「高校自体、もう嫌だ」と感じるなら、「高校卒業資格」を取得できます。これは、いわゆるテストで、「高卒認定」とよばれます。
「高校卒業のレベルの学力は持っています」を証明するもので、個人的な話ですが、僕の弟は、高校を中退し、この資格を取りました。自分のペースで、自分のやり方で勉強して、試験で点数を取ればいいのです。
学校のスタイルが合わないなら、こんなやり方もあるんだよ、ということをぜひ知ってほしいと思います。
学校以外に夢中になれることから道が開ける
例えば、中学は何とか卒業したけど、次の進路どうしよう、なんてこともあると思います。今の学校はやめて、違う学校に進む決断をした。そんな時、いったい何を基準にすればいいでしょうか。
僕は、学校以外に夢中になれるものが近いことが大事だと思います。学校が辛くても、学校外につながりがあって、楽しめる何かがあれば、人生がつまらなくなったりはしません。
そして、自分が夢中になれることから、次の道が開けるかもしれません。
事実僕の弟は、学校を中退、高卒認定の資格をもって、昔から好きだった音楽の道に進みました。
コミュニケーションが苦手だった弟は、音大に進学し、言葉ではなく楽器で会話をしている、と言っていました。
どんなことでもいいんです。
たとえそれが夢に直接つながっていなくても、自分の人生で何か一つ、楽しめる、夢中になれるものを見つけて、そのことやモノに近い場所で、学校に通う、というのが、次の進学先を選ぶうえで、大切だと思います。
学校の社会が全てでないから
学校は、狭い社会です。さらに言えば、中学校はとっても狭い、高校でもまだまだです。今いる環境がうまくいかないからって、自分の人生がうまくいっていないわけではありません。
安心してください。それに、友達も、先生も、今自分の周りにいる人間がすべてではありません。今、不登校で、学校に行けていないなら、自分に合ったスタイル、学び方が、学校じゃない他の場所にあるのかもしれません。学校がすべてではありません。自信をもって、不登校でいいんです。
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