私は部活で仲間外れにあっていました。
中学生の頃、吹奏楽部に所属していました。元々個人的にピアノを習っていたので音楽がとっても好きで、割と上手に演奏できるほうだったと思います。
吹奏楽部に入部したての頃は、友達がたくさんできて、初めて触れる楽器に夢中で楽しんでいました。
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学校に行きたくない原因・理由⇒部活の同級生に仲間外れにされた(中学生)
でもある時、同級生の友達がある楽器の練習をしていたのですが、うまく出来ずに手こずっていたのです。
私はその楽器を以前練習して得意だったので教えてあげようと思いました。
その時、決して意識して友達を攻撃したわけではありませんが、優越感から少し高飛車な物言いをしてしまったのです。
その時の物言いがきっかけとなって、私は部活の同級生から無視されるようになってしまったのです。
昨日まで仲良くしていたのに「急になんで?」と思いすんごくショックでした。
所属していた吹奏楽部は上下関係が厳しい部活だったので、部活の先輩や先生にも気軽に相談もできませんでした。
仲間外れにされたせいで、お昼のお弁当もいつもひとりで食べていました。楽器が思うように出来なくて落ち込んでいても、誰も相談できる友達がいない状況です。
顧問の先生も気づいてくれません。
仲間外れにされた後一年くらいは頑張りましたが、結局は部活を辞めてしまいました。
私は本来とっても明るくて前向きな性格でしたが、その事はずっと尾を引いて、今でも少し心の奥底に引っかかっています。暗い気持ちになります。
学校に行きたくない!部活で仲間外れにされたときの「対処法」
今になって、当時中学生時代に、部活で友達に仲間外れにされたことを思い返すたびに、「どうしてもっと上手に対処できなかったんだろう」と思う事が多々あります。
中学生の頃の私は、すんごいショックを受けたこともあって。仲間外れの状態に、小さく小さく縮こまってやりすごすしか対応方法を知りませんでした。
「友達に理由をちゃんと聞いてみたらいいんじゃない?」
「そもそも、もっと思いやりをもって教えてあげるべきだったのでは?」
「気にせず過ごせば良かったのでは?」
など色んな事を今になって思いますが、当時の私にできる精いっぱいの事は、ただ耐える事しかなかったのです。
吹奏楽部の部活の先生は年配の男性でした。顧問の先生は私が仲間はずれにされていたことについて何もアクションを起こしてくれませんでした。
もしかしたら気づいていなかったのかもしれません。
顧問はまた、私が楽器をうまく出来なかった時は、逆に私に対してイライラして怒鳴りつけるような先生でした。
先生に怒られると、どんどん委縮してしまって。さらに何も言えなくなってしまって。
本当に辛い中学生の日々でしたが、楽器を演奏している時だけはとても楽しくて。だって他の事はなにも考えなくてもよかったからです。
でもある日、限界が来ました。吹奏楽の部活を辞める時、私は自分で直接先生に「辞めます」と言うことが出来ませんでした。
その日は学校は休みで、授業はなかったのですが、吹奏楽部の活動はありました。母に「今日は部活でしょ?ごはんを早く食べて行きなさい」と言われたのですが、そこで体が動かなくなってしまったのです。
私は「もう無理」とだけ言って泣きました。母にはそれまで、仲間外れにされていることを何も言っていなかったのです。母はかなりびっくりしたと思います。
でもそれまでなにがあったのかちゃんと聞いて「辞めるな」ともいわず先生に電話をしてくれました。
私は吹奏楽部の部活が本当に好きでしたが、部活を辞めたことによって気持ちはとっても軽くなりました。
私の代わりに「辞めます」と先生に言ってくれた母には、とても感謝しています。
「もう少し頑張ったら?」と、あのとき母に言われたら、きっと辞める気持ちがしゅわしゅわと萎んでいたことでしょう。辛い日々に戻っていたと思います。
確かに、なにかを頑張って耐えることも、人生を生きて行く上で必要かもしれません。でも、あの時の私は「辞める」事に勇気を出すことができずにいたのです。
結局自分で吹奏楽部の顧問先生に「辞めます」とは言えませんでしたが、母に部活を辞める手伝いをしてもらった事は大きな救いになりました。
今、仲間外れにされて、辛い思いをしている方がいましたら、辛い時には「辞める」「逃げる」事を恐れないでください。
だってそれは決して恥ずかしい事でもダメな事でもないからです。
仲間外れ・イジメにあったら、高校を辞めてもいいから!
仲間外れにされても、中学校生活が辛くても、なんとか中学校は乗り切って、高校にはできれば行った方が良いとは思います。
たとえ高校で仲間外れにあって辛い時でも基本的には登校した方が良いでしょう。
でも忘れないで欲しいことは、逃げてもいいということです。
その高校でなくとも勉強はできます。
辛くて「これはダメだな」と思ったら高校を辞めればいいだけです。高校の卒業資格を取得する事は他の方法でもできますから。
だから、まずは今の自分を大事にするようにして欲しいのです。
いじめや仲間外れにの経験は、とっても人生に暗い影を落とします。ちょっとした事を気にしすぎたり、人を疑う様になってしまったり。
そういった仲間外れや、イジメの環境に浸かりすぎていると自分の事を自分でコントロールができなくなってしまうことでしょう。
暗い暗いどん底から自分を救ってあげられるのは自分しかいないのです。どん底の状態に執着する理由はなんでしょう?
周りの目が気になる?
親を悲しませたくない?
確かに、それは本当の気持ちだと思います。そのように感じるあなたはとても繊細で優しい心を持っているのでしょう。
でも忘れないでください。自分の人生は自分のものです。他の誰の物でもありません。その周り人を大事にする優しい心を、どうか自分自身にも向けてあげてください。
学歴なんて気にする必要はありません。だって学歴なんて何とかなりますから。
学歴がなくても立派に働き、ちゃんと稼いで幸せに生活している人も大勢います。むしろ学歴フィルターがない方が幸せに生きることができる場合も多いのです。
でも、そういった選択を選ぶ事はとても大変だという事も知っておいてほしい。
あまり思い詰める事もありませんが、努力は必要になってきます。どうかその時はがんばりすぎず、周りの人たちに助けを求めてほしい。
ひとりで耐える必要はないのです。支援をしてくれる機関もあります。ひとつの考えに縛り付けられることなく、たくさんの選択肢があるという事を知ってほしいです。
イジメられた時に、まずは生活環境を変えること!
いじめられたりした経験は、ほんの些細な事でも、すぐに脳裏に思い出してしまうものです。
たとえば街中で、仲間外れやイジメにあった学校の制服をチラッと見たとします。
ホンのちょっと見かけただけでも気持ちにモヤがかかります。せっかくの新しい生活も曇りがちになってしまいます。
人間は誰しも、思い出したくないことを無理やり掘り起こされる事は心にとても重いストレスがかかるのです。
今までの事はすっぱり切り捨てて、心機一転「初めての土地」「初めての人たち」「初めて通う学校」で一からスタートするのが一番良いです。
私自身、仲間外れされた中学とは、地域エリアが全く違う土地の高校へ進学しました。周りに中学時代の人がおらず、人間関係が一新されたら学校生活がとても快適に送れるようになったのです。
新たな生活環境で、新たな人間関係を大切に構築すること。一度やり直してみてください。
そして、もしお子さんが中学校から離れた高校に通ったり、高校を変えたりした時には、ご両親は心配しすぎず、ただただ見守ってあげてほしいのです。
子供のことをあまり気にしすぎて、腫れ物に触るように接してしまうことはNGです。だってそういった気配は子供に伝わるものですから。
「今の自分は全然問題ないのに、あんなことがあったからこんなに心配されるのかな」「私が頼りないからいちいち聞くのかしら」
子供はどんどん疑心暗鬼になってしまいます。思春期のお子さんの気持ちは特に揺れ動き傷つきやすいもの。
子供と丁度良い距離感を保つことはとっても難しい事と思いますが、そっと見守っていてあげてほしいのです。
もしお子さんが暗い顔をしているようなら「今日はどうだった?」と聞いてあげてください。子供が落ち着ける存在になってあげてください。そのうち、お子さんから少しづつ歩み寄ってくれるはずです。
学校に行きたくない→行かなくていいけど、親には相談しよう!
学校に行きたくないという気持ちはよくわかります。
私自身、学校に行きたくなくてしょっちゅう遅刻したり親に内緒で勝手に休んだりしていました。
学校なんて、行きたくなければ行かなくても良いと思います。
でも、親御さんには色々相談してほしいとも思います。色んな親子の形があるので一概には言えませんが、きっと何かあなたのために一緒に考えてくれるはずです。
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