勉強

子供の不登校で悩んでいる方へ⇒まずは勉強悩みを理解して解消させること

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元・不登校児
元・不登校児
かつては私も、登校したくてもできない状態でした。

前日の夜に玄関に鞄を置き準備してましたが、体が石の様に動かず玄関先まで歩く事もできませんでした。

自室で「明日こそは…絶対に行くんだ。」と決意し、置きっぱなしだった鞄を取りに行ってもう一度準備し、置きに行くのですが努力も虚しく。

出席日数が足りるかな?
勉強にもうついていけないかも…

と不安な気持ちがあるものの、登校できない自分自身を責める日々でした。

不登校児の気持ち・悩み

登校しようとしても、学校に行けない姿をじっと見守っていた母も、辛くて辛くてどうしてあげれば良いのか影で随分悩んだそうです。

親(特に母親)も学校から圧力がかかり、卒業要件を満たす為にもどうにかして登校させなければという思いがありながら、

一方、我が子の追い詰められた姿を見ると無理に学校に行かせる訳にも行かず。辛い気持ちなのです。

不登校児は、学校に行かずに家にいて、休んでいるようで休んではいません。
家の中でも24時間学校のことを考えています。

学校に行かないというだけで、ものすごいエネルギーが要します。

これから先どうなるのだろう?
卒業もできるかな?
将来どうなるのだろう?

不安な気持ちで私はずっと不安で布団の中でブルブル震えていました。

親に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

姉妹にも、祖父母にも学校の先生にも「ごめんなさい…通えない私を許して」と、いつも思っていました。

今でもあの頃の辛い思いが残っています。大人になった今でもあの頃の痛みは、夢等でよみがえることさえ私はあります。

不登校児は、不登校になったことで、自分に嫌悪感を持ちます。

不登校児も何が何でも、学校に行って元気になりたいと心底から願っているのです。

学校に行くことによって、親や学校から信用されたいと思うからです。

でも頑張って学校に行こうとする気持ちが逆に悪循環になり、身動きが取れないのです。

不登校▶︎まずは、家族が受け入れること

不登校児の縛られた体と心を解き放つ最初カギは、ご家族が、学校に行けないお子様を受け入れることだと思います。

「少しずつでも構わない、マイペースでOKだからね。責めないで!」

と静かに励ましてあげることです。

親御さんも、お子様に起こったこのような事態にさぞかし驚きと戸惑いの日々で夜も寝られないかもしれません。

誰だって、「わが子に元気に登校して欲しい。一日も早く。」そう願うのはごく自然な事です。

自分の子ではなくても、私もそう願います。

親なら、わが子に早く復帰して欲しいと悪戦苦闘しているでしょう。学校では理解されず、板ばさみ状態のお母様も多いのではないでしょうか?(お父様も)

お子様が不登校になったのは、お子様でも親御さんのせいでもありません。

不登校解消へ向けて▶︎学校での勉強が全てではない

一番大切なのは、家族が不登校児に対して、勉強環境を提供してあげること。

私の出会った先生や学校は自分の立場を守ることで頭がいっぱいでした。

そんな先生からプレッシャーをかけられている親御さんとお子様は、学校では居場所がなく生きた心地がしないと思います。

しかし、

必ずしも学校が全てではありません。

学校での勉強に固執することはないと思います。

昔から不登校児は存在しており、私も含めて、それぞれの人生を歩んでいます。

もっと、胸を張っていいんです。時には、ママ友、親族からも白い目で見られても気にしないでください。

人生、うまくいったもので『先の者なるが後になる』こともあるのです。

今、お子様が遅れていると思われるかもしれませんが、好転する時期が必ずきます。親御さんの多くの涙や悔しさが報われる時がきます。

不登校児▶︎まず勉強の悩みを理解する

親御さんもなかなか学校に行けずに悩んでおられるお子様にどのように接してあげれば良いか、悩まれておられるかと思います。

勉強機会を確保してあげたいと思いながら、そもそも子供はどのような悩みを抱えているのか?

解らないことも多いと思います。

子供自身、すごく悩み、自分に何が起こっているのかも判らず苦しんでいると思います。

私が苦しんだ勉強に関する悩みを「3つ」取り上げたいと思います。

1.勉学に集中できない

お子様の心の中は、なかなか登校できない自責の念、疎外感、プレッシャーにがんじがらめになってしまっています。

その結果、集中力低下 やイラつき等の心身体疲弊状態に陥っていますので、自分が思うように勉学に取り組むのが困難になります。

2.他人と比較してしまう

よくある事ですが、「他人との比較」は一番厄介なことだと思います。

不登校だと、学校で勉強している方が学習スピードが速く感じてしまうのです。

いたしかねない事ですが、今まで同じ土俵で勉学に励まれておられたので、自分がまるで『失格者』の様に思えてきてしまうのです。

3.授業のスピードについていけない

出席日数が少なければ少ないほど、現在の授業のスピードのにお子様は対応ができなくなっています。

それは、ごく自然な事ですが、やっとの思いで登校しても授業についていけないことを知った時のショックは相当だと思います。

不登校児の勉強の悩みを解消する為に、親ができること

1.子供のよき理解者に

不登校児の状態を温かく見守り一緒に勉強についての不安感を共鳴すること。

どのようにしたら安心して学業に専念できるのか、お子様と一緒に考えてあげてみてください。

親御さんが、お子様に「無理に通学しなくてもいいよ!他の道や機会があるから。焦らない、慌てない、落ち込まないで!一緒に探そうよ!」

と励ましてあげる事は、とても大切なことです。

親御さんが、視野が狭くなりがちなお子様の道しるべとなり、視野を広げるように二人三脚で、少しずつ誘導してあげて欲しいのです。

自ずと自分を受け入れ積極的に勉学に取り組むでしょう。

不登校になると、学校の先生は、残念ながらあまりあてにはならないケースが多いので、親御さんがお子様の良き理解者となることです。

2.不登校でも無限の可能性が広がっている

学ぶ場所が違くても、ペースが遅れても地道に歩むことを、親御さんから是非お子様に教えてあげて欲しいのです。

私たちの人生は、一生勉強です。

お子様の可能性を狭めることなく、お子様に無限大の可能性が潜んでいることを発見して欲しいです。

不登校になると特に、本当の敵は己にあります。

「人は人」と割り切って楽しんで勉強できる方が、グッと勉強の見方が変わってくると思います。

学校にいると、勉強は競争の意識が強く学ぶ楽しさがなくなってしまいがちです。

勉強は、優越感を得るためではありません。学んだ事柄を社会に貢献していくことが本質だと、私は信じています。

そのための第一歩として、お子様ご自身が今の自分に合う学習方法を見つけ勉学の楽しさを知ってもらうのも大切です。

時折、親御さんも初心に戻って一緒に勉強するのもいいかも知れません。

3.なるべく閉塞的にならないような工夫を

お子様が学校から離れていると、なかなか同じような仲間や環境下にいる生徒さん達に出会う機会がなくなってしまいます。

そうなると、お子様は自分の世界に入り込んでしまい、落ち込みやすくなりがちです。

お子様の様子を見ながら、親御さんも同伴しフリースクールの見学会に参加してみたり。

勉強とは関連がないと思われるかもしれませんが、音楽会、映画鑑賞などに一緒にお出かけしてみてください。

イベントを通して、お子様の得意分野や好きな事を通して勉学に意欲を与える契機となります。

親御さんが積極的に同じような環境にある不登校児の集まりや勉強会などを探してあげてください。

最初は、親御さんもお子様も馴染めなかったりしっくりこないかもしれません。それでも、諦めないで探し続けてみてください。お子様に合った方法が必ず見つかります。

気をつけたい点は、お子様の意見を聞いて行動を取るように心がけること。

親御さんも無理しすぎない範囲で、子供のサポートに取り組んでください。エネルギーがいることだと思います。

私の願いは、親御さんもお子様にも『世界中には多種多様な生き方をしている人達がいる、選択肢は一つではない。』

そのことを実体験で知っていただきたい。それだけです。

 

 

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