同じく、子供の不登校で泣いている方がもしいたら、力にはなれなくても一緒に泣いて苦しむことは出来ると思います。
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中学1年生で不登校となった理由
私の娘には「第一次不登校危機」と「第二次完全不登校期」がありました。
第1次不登校危機
第一次不登校危機は、まず私に責任があったと考えています。
中1の夏休みが明けた九月ごろの話なのですが、あまりの学校成績の下がりっぷりに気が動転してしまい、無理に娘に勉強させたりしようとしてしまいました。
恐らく娘はそれが嫌になってしまったのではないなと思っています。そんな私たちを見て元々折り合いの悪かった主人と娘の関係が悪化し、とうとう衝突。
「こんな家に居たくない! お祖父ちゃんの家から学校に通う!」と言い出しました。
幸いなことに、第一次不登校危機はこれである程度の終息を見ました。
義父母の家に移ってからの娘は、人が変わったように毎日学校に行く子になったのです。
第2次不登校期
第二次完全不登校期は、主人と娘が和解し、娘が自宅に戻ってきた一月に発生しました。
三学期が始まり、そこそこ順調に通学していてくれたのですが、ある日突然「学校の友達にハブられてる。もう学校になんか行かない!もう決めたの!」とベッドから出てこなくなりました。
学校で本当は何があったのか、私にはる由もありません。
一般的に中学生が不登校になりやすい理由
一般的に不登校になりやすい理由は、その子供それぞれなので、正直に言うと判りません。
ただ、ちょっと言葉は悪いのですが、不登校になりやすいのは「自意識過剰」な子が多いように思われます。
周りの人から変だと思われていたらどうしよう?とか、
他人からどう見られているのか考えるのが怖いとか、
そういう周囲の目を意識しすぎる子が不登校になりやすいように思われます。
後は自尊心の強い子でしょうか。
私の娘は基本、何があっても「自分にも非がある」とは認めません。
尤もそれは、中学生の子供なら、大なり小なりみんなそうなのかもしれませんけど。
不登校の中1女子の娘応対で気をつけていること、気をつけるべきこと
今の私の対応が正解なのかは判らない、という前提でお聞きください。
私が不登校の娘の対応で気をつけている3つのことは、
「口応えしない」「甘やかす」「相手の言うことを許容する」です。
① 口応えしないこと
「口応えしない」のは、「結局、説教をしても届かない」からです。
不登校の娘は、自分の殻に閉じこもり、自分以外を全員敵だと思い込んでいます。
そんな今の娘に「あんたの為にみんなお説教してくれているんだよ、みんなあんたが心配なんだよ」と言っても心には届きません。
むしろもっと自分の殻に閉じこもってしまうでしょう。
私は「ママのせいだ!」と言われたら「ハイハイごめんよ」と適当に流しています。
そうすると「心がこもった返事じゃない!」と怒鳴られますがそこはもう無視です。
② 甘やかすこと
「甘やかす」のは、向こうから「甘やかして欲しい」というサインを送られた時限定です。
一般的な中学生は、親と一緒にいる姿を見られたり、親に甘やかされたりするのを嫌います。
それを「甘やかして欲しい」と訴えてくるのは、心が弱っているサインです。
そういう時は、できる限り甘やかしてあげます。
③ 不登校の娘の言っていることを許容する
「相手の言っていることを許容する」というのは、つまり話を会わせることです。
娘に限らず、女子というのは「同調者」が欲しいのです。「あいつ超ムカつくんだ」と話されたら「そうだったのか、嫌な思いしたね」と話を合わせてあげています。
気をつけるべきことは、現在模索中、というのが本音です。
ただ、「口ごたえしなさすぎ」にはならず、言うべきことはしっかり言える親になりたいと思っています。
よく不登校児のカウンセラーさんのブログなどには「黙って、認める」ことが重要とありますが、それも今後の私の課題と考えています。
中学3年間の勉強で不安なこと
やはり授業にきちんと出席できてないので、単純に学力の遅れが不安です。
何かの拍子で教室に戻れても、授業について行けるとも思えず、また不登校に戻ってしまうのではないかと、そればかりを心配しています。
中学3年間の勉強で環境をととえて上げるために必要なこと
勉強はまず何より本人のやる気の問題なので、どうやる気を起こさせるかが一番の問題になるかと思います。
小学校の時は勉強しなくても90点以下を取ったことが無い娘は、中学校に入って突然難しくなった勉強についていけなくなったものと思われます。
まだ学校に行けていた頃も「授業中は意味わかんないからボーっとしてた」と言っていました。
そんな娘を、一時期個別指導の塾に通わせていたことがあるのですが、その時は「学校の勉強より面白い」と言ってくれていました。
判らないところを判るまで待ってくれるのかいい、と。
中学生になったら、勉強に親が介入するのはNGと聞いています。
娘の学力に寄り添ってくれる大人が、心から必要と考えています。
「すらら」は、不登校の中学生の学習に有用
皆さんは「すらら」というネット教材のことをご存知でしょうか?
不登校児の学習に有用だと友達に聞きました。どうやら良さそうだなと私も感じています。
① すららは無学年方式
まず「すらら」が良いと思える1つ目の理由は「無学年方式」だということです。
先にもお話した通り、何らかの拍子で不登校が治ったとしても、勉強について行けずに結局また学校が嫌になる、では意味がありません。
すららでは一人一人に合った学習内容を何年前にでも遡って、指導法を決めて下さいます。つまづきは、取り戻せます。
② すららは学習コーチがサポートしてくれる
2つ目の理由は「すららコーチがついていてくれる」ということです。
すららで勉強する子供たちをサポートしてくれるすららコーチは、子供たちが勉強した内容を確認し、アドバイスしたり、励ましたりしてくれます。
相談方法も、メールや電話など様々あります。
また、学習のこと以外にも、教育に関することを保護者と一緒に考えてくれます。
③ すららはネットを通じて多くの人と繋がれる
3つ目の理由は「ネットを通じて、すららで勉強している同士が繋がれる」ということです。
子供たちは、一人で勉強するのではありません。すららで学習する国内外の多くの子供たちと繋がっています。
ネット上で知り合った子たちと、勉強時間を競い合ったり、スタンプを送って励まし合ったりすることができます。
どこかゲームのようでもあり、今時流行りのSNSのようでもありますよね。
勉強じゃなくて、ライン感覚で繋がれる友だちがいるなら、長続きしやすいかも知れません。
中学不登校児が、高校進学前に考えておくべき勉強のこと
まずは何より、親として不登校の中学生のためにできることは、「基礎学力」を付けさせてあげることだと思います。「
学校になんか行かなくても死にはしないよ」なんて無責任な人たちは言いますが、学校にも行けてないのでは生活もできないのがこの国の現実です。
私の娘はこの春二年生になりました。
どうして勉強を躓いてしまったのか?
その遅れをどうやって取り戻せるのか?
真剣に考えなくてはと思っています。
中学不登校である娘の高校選び
親の本音を言ってしまうと、「普通の受験をして、普通の高校に行って欲しい」です。
でも不登校をきっかけに、極度の対人恐怖症になってしまった娘に、「普通の高校へ行け」と言ってしまうのは、酷なことかもしれないと最近考え始めています。
一応娘には志望校があります。それは音楽の専門学校の高等部で「通信制高校のサポート校」です。
正直に言えば、抵抗があります。
受験もしないで入れる学校でまともな音楽の技術が身に着くはずありません。
ただ、対人恐怖症の娘が「ここになら行ける」と決めた学校であるのは確かです。
高校選びで考えておくべきことは「娘の選んだ進路を、受け止める覚悟を決めること」だと思っています。
通信制高校もありだな、と思える3つの理由
私は、通信制高校にはあまり信用を置いていませんでした。しかし以下の3つの理由から、通信制高校もいいのではないか、と最近思えるようになりました。
① 様々な人たちが利用している
1つ目の理由は「様々な人たちが利用している」ということです。
通信制高校には「既に働いている人」や「高校中退してしまった人」「病気などの理由で全日制の高校に通えない人」など、様々な人がいます。
通信制の登校日(スクーリング)は月に2~10日ですが、そのほんのわずかな時間でも、自分自身とは違う世界の人と触れ合う機会が作れます。
それは全日制高校にはないメリットだと思っています。
② 自分のペースで勉強できる
2つ目は「自分のペースで勉強できる」ということです。
前述した内容と重なりますが、不登校で一番心配なのは学力不足です。
そこを自分の学力に見合ったペースで勉強させてもらえるのなら、とても有難いことです。
③ 様々なサポート校がある
3つ目の理由は「様々なサポート校がある」ということです。
サポート校は、勉強やそれ以外の相談にも乗ってくれる塾のような存在で、そこを卒業しただけでは高校卒業資格は得られません。
独学中心の通信制高校に通う子供たちを学習面、生活面、精神面でサポートするのが「サポート校」です。
その中には、料理や芸能などの専門的な知識や技術を学ぶこともできる学校もあり、子供たちは自分の個性、感性に合った学校を選択することができます。
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