「学校に行きたくない」と、同じ悩みを抱えていた方から、アドバイスをもらっています。宜しければ、参考にしてみてください。
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学校に行きたくない原因・理由⇒イジメ・うつ病・対人恐怖症
小学校と中学校とイジメにあいました。イジメられたまま高校には入学しましたが、今思えば、高校入学時も「うつ病」を発症していました。クラスメイトが怖い、いわゆる対人恐怖症に悩まされて、クラスでは一言も発することができない日々。
そんな私にはじめは話しかけてくれたクラスメイトも、次第に遠巻きにするようになりました。クラスには私は授業に出ているだけでした。幸い学校の成績は良かったので勉強面での問題はありません。
でも鬱はどんどん進行して行きました。授業中突然泣き出してしまったり、死にたくなったり、自分なのに自分では無いような感覚に苛まれていました。
また睡眠不足をひどく、朝は体が重く起き上がれないことも多かったです。そんな状況でも家族に理解は少なく、おばあちゃんには朝からきしむ体をほうきで叩かれ、母の車で登校していた時期もありました。
学校についても教室に入ることができず、保健室でリストカット。今のようにストレスや鬱という言葉が一般的ではなかったので、理解のある病院もなく、薬も処方されず、ただただ精神病のレッテルを貼られる日々でした。
イジメ・うつ病・対人恐怖症の対応は?⇒病院・居場所造り・勉強・外界との繋がり
今から思うと、イジメ・うつ病・対人恐怖症のお子さんの対応方法は大変です。周りの方のサポートが必要です。
病院への付き添い
まずはご両親。病院に親御さんが付き添ってあげて欲しいです。鬱の症状の場合、正常な判断はつきません。「医師の相性が良いか」「薬の飲み方」「病院の通わせ方」について親身になってあげて欲しいです。
薬を一度に大量摂取すれば、大変なことになる。うつ病の子供は、それを故意にやる事もあるんです。色々な判断、管理をしてあげて欲しいです。
居場所造りを
また、無理に学校に行かせず、居場所を作ってあげて欲しいです。私は20歳でネットに出会うのですが、その環境を構築してくれたのは母でした。
仕事、恋愛と、現代は外に出なくても、ネットの中ですることもできます。ご両親はうつ病の子供に対して寛容になってあげてほしいです。
「世界の全てが学校だ」なんて、「絶対学校に行かないといけない」なんて、思わないでほしいのです。
勉強はすること
学校と勉強は別ものだと今でも感じます。好きなもの、得意なものを極めれば、ある程度仕事をすることだってできるんです。だから、引き籠っているからといって、勉強を捨てないでほしいです。
得意なこと、勉強できる場を考えてほしいです。そして、自分なりのビジョンをしっかり作り上げてほしいです。
私の場合は、毎日日記を書いていました。薬のこと、体のこと、色々な記録をつけていた中で、体調がいい日はこんなことがしたいとか、理想像はこうだとか、書き連ねていました。
今それが全てできたとは全く思いません。でも、具体的な目標を持つことで、かなり前に進めるようになったと思います。
引き籠りでも外界とは繋がって
ひきこもりは半分は病気です。心が疲れ、病んでいます。だから、療養させてあげてほしいのです。
たとえば親とのデートもそのひとつです。映画や喫茶店でゆっくり過ごす時間、自分をこの人は愛してくれていると感じていました。今でも親には感謝しています。
ひきこもりはなるより、抜け出すのが大変です。人に対する恐怖は倍増しているし、何からはめたらいいかわかりません。だから、ひきこもっても美容院には行き、身綺麗にしておくべきです。
外界とも繋がりを持っておけるうちに繋いでおくべきです。そうしないと外にでれなくなってしまいます。なにができて、なにができないのか、やりたくないだけの事はやったほうがいいです。
学校は無理しないで⇒高校卒業資格・資格を取ればいいから
学校には行けるなら行った方がいい。でも、行けないから辛いんだと感じる。学校と勉強は別だから、高校に行けないなら高校卒業資格を取ればいいと思います。
人生は長いし、一生ひきこもりでいることはできないと感じているので、どうやって現状を打破するか考えた時、中卒より高卒、高卒より大卒と資格は持っているに越したことがないと感じています。
高校卒業資格以外にも、得意な科目、分野の資格がとれるといいでしょう。これはひきこもり初期に自分自身で考えできることはできないけれど、ひきこもって体調が良くなると少し自分自身でも落ち着いて判断できる時期がやってきます。
私はパソコンの簡単な資格を取得しましたが、今も仕事で役にたっているし、あの時がんばってよかったと感じています。
私は対人恐怖症でしたが、学校、特に女子が苦手だったので、個別のパソコン塾に短期間通うことができたのも大きかったです。
勉強がしたいなら、こういった塾という方法もあるし、塾に行ければ週1でも外界と繋がれる、それはとても大切なことだと感じています。
また塾ならやめるのも簡単なので、気負う必要がないのも利点です。そこで友達を作る必要もないし、我慢する理由もないから、途中で帰ってもいい。そんな風に思えば、学校よりよっぽど気がらくでした。
また家庭教師には向き不向きがあり、相性がとても重要です。パーソナルスペースに招き入れることにもなるし、よく考えて選んだ方がいいと感じています。なんにせよ、学校に行けないのなら、ひとつでもとれるものは取っておいた方がいいと思います。
イジメ・うつ病・対人恐怖症の人は、逃げ場所を探して!
学校の問題ではなく、思春期特有の病気だから、高校を変えれば解消される問題ではないと感じています。
それでも高校に通わせたいなら、逃げ場のある高校なら通えるかもしれません。私は実際自宅に逃げ場がなく、ひきこもることが難しかったので、保健室登校をしていました。
保健室という逃げ場所があるだけで、高校に通うことができていました。体調がよければ授業にもでていたし、テストもうけていました。
泣きたくなったら、保健室に逃げ込んで号泣したり、遅刻した際時間をつぶしたり、そんな場所が高校にあったことで、高校にも通えました。友達に聞くと、友達はそれが部活動だったと言う子もいました。
授業が嫌な時お菓子を持って逃げ込んで、漫画を読んだり話をしたり、そういったストレスを抜く場所が高校にあることがとても大切です。
勉強と関係ない保健の先生、大人と話しやすい環境を作ることも大きいと思います。最近はカウンセラーを常駐させている学校もあると聞きますが、図書室や保健室が逃げ場になれば、学校が息苦しい生徒を見つけ、助けることも可能なのではと思います。
高校で学ぶことは勉強だけではありません。勇気を持ってそういう逃げ込み部屋を使うのも、選択の一つです。ひきこもるしかないとなる前に、できる事が他にないか探してみるのも必要だと感じます。人がいる世界でそうやって足掻くことも、結局自分にとってプラスになるような気がしています。まずはこうこうに逃げ込める場所がないか探すことも良いのではないかと思います。
イジメ・うつ病・対人恐怖症の人は、高校には行かなくてもいいから!
高校は絶対に通わなきゃいけない訳ではありません。でも、高校から離れても勉強は一生続きます。
ひきこもるにせよ、自分が得意なこと、好きな事は捨てないで!
続けてやって行く事で将来が開けることもあります。ただ生きてるではなく、日記をつけて、読み返して、自分を客観視してみてることも大事です。もしかしたら、気づかな切った夢に気がつくとかができるかもしれません。
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