文部科学省によると、2022年度は高校生の6%が通信制高校に進学しています。
ほとんどの中学校において、通信制高校に生徒を輩出していますし、
高校入学後の転入編入先として通信制高校に進学するケースも一般的です。
「中学校で不登校だった人」
「高校に入学したが合わなかった人」
「大学受験、スポーツに専念したい人」
「プロの俳優や声優になりたい人」
「プログラミングやゲームに没頭したい人」
「発達障害の課題を抱えている人」
生徒のいろいろ要望に応じてくれるのが通信制高校ですが、自分に合っている学校選びをするためには、しっかりと情報収集する必要があります。
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Contents
失敗しない通信制高校・サポート校の探し方
通信制高校選びの基準は、子供の状態(不登校・引きこもり、いじめを受けている、病気・体調不良、発達に障害などの課題がある)を考慮したり、
学校外活動、学び直し、やりたいことがある、大学受験に専念したい、という子供の希望をも考慮して選ぶ必要があります。
通信制高校探しで失敗しないようにするには、学校探しに時間と労力をかけることが大切です。
予算の問題もあると思います。
子供にピッタシの学校を探す努力だけを惜しんではいけません。
- 通学圏内にある学校に資料請求
- 家族でじっくりと比較検討
- 興味を持てた学校を見学
通信制高校の入学試験・入学選考、合格判定
通信制高校の入学試験は、中学卒業後にすぐ新規入学する場合でも、転入編入する場合でも、大体同じ方法で実施されています。
入学試験の内容は、
- 面接(個人、または保護者同伴)
- 作文
- 学力検査(一部の通信制高校のみ)
といった感じで実施されています。
通信制高校においては、入学選抜をする際において、試験の成績が高い生徒(偏差値が高い生徒)を選考している訳ではありません。
子供がその学校への「入学意欲」がどれだけ強いか?ということが、大きな判定基準に置かれていることが多いように見受けられます。
モチベーションが高ければ入学しやすい。
それが通信制高校の合格者選考の判定基準と行って良いでしょう。
入学しやすい学校であるからこそ、通信制高校を探す際には、じっくりと時間をかける必要があるのです。
子供の希望や、現在置かれている状態を考慮して、子供に適していて「入学してみたい!」と思える学校を見つけていただければと思います。
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通信制高校の選び方→比較ポイント・検討基準
通信制高校やサポート校では、定期的に「学校説明会」や「相談会」を実施しています。
複数の学校共同の合同相談会も実施され、学校選びの相談コーナーが設置されているケースもあり、
保護者の方や、本人に対する個別相談が行われるのが通常でしょう。
学校選びの個別相談をする際には、
- 不登校で困っているのか
- 勉強が遅れて困っているのか
- 人間関係が苦手なのか
- 大学受験に専念したいのか
- 高校卒業後の進路が不安なのか
今現在、不安に感じていることを相談してみましょう。
相談する際には、心配に思っている「具体的な内容」を整理しておきましょう。
相談相手の先生は、不安に感じていることの原因を確認して、悩みを解消するための学校選びを手伝ってくれるはずです。
「勉強が苦手」ということであれば、基礎学習から学び直しができる通信制高校や、個別指導があるコースについて比較検討しながら説明してもらえます。
「人間関係が苦手」ならば、子供に自信を持たせることができて、人間関係を構築できる学校や、学校行事で生徒間交流の機会により友達作りができる学校を検討することができます。
また、あえて他人との関わりがなくても卒業することができる学校も紹介してもらえることでしょう。
通信制高校選びをする際に重要なことがあります。
- 素直に自分が通いたい学校を選ぶこと
- 人に合わせたり、人の目を気にしないこと
自分が合っている学校を選ぶことで、学校生活は格段に充実していくことでしょう。
親や教師や知り合いなど、他人に気を遣い、他人の意見に合わせすぎてしまうと不登校になったり、苦しい学校生活を送ることになってしまいます。
\最新の説明会・相談会情報!/
通信制高校の探し方選び方① 通学圏内の学校に資料請求
まずは通学圏内にある学校の情報収集から始めましょう。
通信制高校には様々な学習コースが設置されており、
全日制高校のように「週5日」通うコースや、「年間数日だけ」学校に通えばよいコースが設けられています。
在宅学習が中心になるのですが、学校に通う機会もあるのですから、まずは自宅から通える範囲の学校の情報収集から始めると良いでしょう。
個別に資料請求するよりも、一括して資料請求した方が効率的です。
全国規模の大手の通信制高校であれば、各都道府県にキャンパスが設置されているので、大手の通信制高校についても情報収集しておくと、比較対象となります。
通信制高校の探し方選び方② 家族でじっくりと比較検討
通信制高校の資料を取り寄せてみたら、まずは家族でじっくりと比較検討しましょう。
実際に子供にも学校資料をよく読ませて見ることが重要です。
「学校の雰囲気」
「学べること」
「卒業後の進路実績」
学校資料を取り寄せることで詳細に解ります。
また、学校資料で一番確認して欲しいことは「学費に関する情報」です。
公式HPでは学費を明記していない学校もあります。また学費以外の費用がかかることがほとんどです。
予算のことも考えて、複数の学校を比較検討することが重要です。
通信制高校の探し方選び方③ 興味ある学校を見学
複数の学校を比較検討してみると、それぞれの学校の良いところ、今ひとつのところが見えてきます。
しっかりと学校資料を読ませた上で、子供も興味を持った学校に「学校見学」にいくようにしましょう。
「学校見学会」を開催している学校も多いです。
単に学校の雰囲気を確かめるために外から覗くところから始めても構いません。
実際に通うことになる学校ですから、リアルな学校の雰囲気を確かめておく必要があります。
失敗しない通信制高校・サポート校選びのポイント:
学校選びのポイント、優先順位を明確にすること
「通信制高校」選びで失敗しないために重要なことは、学校選びのポイントを明確にし、優先順位を明確にすることです。
- 現在抱えている不安や、高校生活への希望を整理してみること
- 抱えている不安の原因を考えてみること
- 解消したい不安の優先順位をつけてみること
- 高校卒業後の進路希望を考えてみること
これら学校選びのポイントを考えながら、学校探しをしてみると、自分・お子さんに適している通信制高校が見えてきます。
それと同時に、子供の将来の可能性が無限に広がっていくことを実感できるはずです。
学校選びを早めに始めること
学校選びで注意して欲しいポイントが最後にもう一点あります。
通信制高校・サポート校は、全日制の高校とは異なり、入学試験というものは基本的に設定されていません。
「希望すれば、誰でも入学できる」
と言う理解でも正しいのですが、
「受付期限」
「受入定員枠」
が設置されていることが多いのです。
人気がある学校ですがと、希望者が殺到してしまい、定員枠が埋まってしまうことにもなりかねません。
ですから、
学校探しはなるべく早く始めることが重要です。
興味が持てそうな学校や、大手の学校からは、ひとまず資料請求をしておきましょう。
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