「通信制高校の入試なんて簡単です。誰でも合格できるんでしょ」
そんな風に考えて油断している人はいませんか?
最近では通信制高校への入学希望者が増えているため、
入学希望者は「願書さえを提出すれば皆合格」という訳にはいかないようです。
評判が良い通信制高校・サポート校には、入学希望者は殺到するでしょうから、
確実に合格するためには、事前に入試対策をしておく必要があります。
このページでは、通信制高校の入学試験について、実際のところをリアルに語ります。
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Contents
通信制高校の入学条件→受験資格と注意点
通信制高校の受験資格は
「15歳以上で中学を卒業見込みの人」
「中学を既に卒業し、高校卒業資格を持たない人」
「中学校卒業程度と同等の力を持つ人(中学校卒業程度認定試験)」
です。
通信制高校に転入する場合は、高校に在籍中であることが条件であり、編入する場合は高校を中途退学していることが条件です。
これら条件を満たしていれば、年齢の上限はありません。
新入生 | 中学卒業・中学卒業見込み |
転入生 | 現在、高校に在籍中(休学を含む) |
編入生 | 高校中退中 |
希望者に対しては広く門戸が開かれている。
それが通信制高校です。
しかし、実際に入学できる通信制高校を探すことは容易ではありません。
事実上の入学条件には「家から通える学校であること」も必要です。
例えば、公立の通信制高校では、居住地が学校と同じ都道府県であることも受験資格となりますし、私立の通信制高校の場合も、自宅から通学可能な距離にキャンパスがあることを要します。
通信制高校の入試内容
通信制高校においても、当然のことながら「入学試験」が実施されます。
入学試験の内容は「書類選考と作文、面接」を実施する学校が多数派です。学校の中には「学力試験」を実施している学校も存在します。
しかし、中学校の内申点は、通信制高校の入試では合否判定の材料とはならないことが多いので、たとえ中学不登校だったからといって入学考査において不利に働くことは基本的にありません。
通信制高校の入試対策①⇒ 面接・服装の注意点
面接試験の受け方
通信制高校の合否判定では「面接試験の結果」が重要視されます。
面接試験の時間は「5分〜20分程度」の短時間で終了するのが通常ですが、面接官の先生は、受験生の「志望意欲の高さ」をチェックしています。
「本校への興味・関心を持っているか」
「なぜこの学校なのか」
「入学後何をしたいのか」
学校のことをどれだけ研究しているか?ということも確認していますから、面接を受ける際には、学校のことをよく研究した上で「その通信制高校に入学したい!」という熱意を示すことが重要です。
ちなみに、面接では「趣味」や「好きな有名人」のことを聞かれることもあります。日常会話であれば、聞かれて思ったことをそのまま答えれば大丈夫です。
ただし、姿勢を伸ばして、面接官の目を見て、大きな声で元気の良い声で話してください。
わからないことは「わからない」と言えば問題ありません。
嘘はついてはいけません。正直に答えましょう。
また、面接試験を受けるときには、遅刻しないように気をつけましょう。電車が遅れる可能性もありますし、車も渋滞する可能性もあります。
何があるか解りませんので、時間にゆとりを持って行動しましょう。
早めに試験会場に辿り着き、トイレで身だしなみの最終チェックをしてください。
面接試験は「生徒と先生の1対1」や、「保護者も参加」、「グループ面談」など学校により色々です。
その学校では「どのような面接形態」なのか、学校資料で確認しておきましょう。
受験する学校ではどのような対応をしてくれるのか、よく調べることから面接対策を始めましょう。
面接試験における服装
通信制高校の面接試験を受けるときには、服装にも気をつけましょう。
「髪型」
「服装」
「靴」
は清潔感を保つようにしてください。
中学3年生が新規入学するならば「中学校の制服」を着用すればいいですし、編入学を希望する人は「高校の制服」を着用すれば良いと思います。
それに必ずしも制服である必要はありません。「スーツ」でも大丈夫ですし、スーツ以外でも清潔感のある服装であればかまいません。
ちなみに、20歳以上で通信制高校の面接を受ける人は「スーツ」の方が無難な気がします。
通信制高校の面接で不合格となる理由
通信制高校の面接では「高校に通いたい」「勉強したい」という熱意があるかが確認されています。
通信制高校においては、入試で不合格になるこケースは多くはありません。しかし、
「態度が悪い」
「敬語が使えない」
「質問に返事をしない」
など、素行が悪い人は不合格となる可能性があります。
それに著しく素行が悪い上に更生する意志がなかったり、入学後いじめをする可能性が高いと判断されれば、不合格になるでしょう。
それに、定員オーバーを理由に不合格となるケースもあります。早めに学校資料を取り寄せて、学校見学することで定員オーバーで断れることを防ぐことが出来ます。
通信制高校の入試対策②⇒ 書類選考・作文の注意点
通信制高校においては「面接試験」の他に「入学書類」や「作文」の提出を要求されるケースもあります。
提出書類や作文の内容については、面接試験でその内容について質問されることが多いと考えてください。
ですから、「提出書類」や「作文」を書くときには、面接試験で聞かれることを想定しながら書くようにしてください。
通信制高校の作文テーマは、
「通信制高校に入学しようと思った理由」
「通信制高校でチャレンジしたいこと」
「今までの学校生活で印象に残っていること」
といったものになります。
作文はどのような内容でもかまいません。
面接の時にスムーズに話すことができるように、よく考えて、自分の言葉で話せるようにしておくことが大切です。
ちなみに、これは言うまでもないことですが、学校への提出資料や作文は、丁寧かつ読みやすい字で書いてください。
書き損じがないように、下書きをして落ち着いて書きましょう。
誤字脱字には細心の注意を払いましょう。
通信制高校の入試対策③⇒ 学力試験と入試問題
多くの通信制高校の入学試験では、基本的に「落とすための試験」は実施されていません。
「受け入れ可能な生徒か?」ということを確認して、対応を準備するために実施される側面が強いのです。
学力試験が実施されることがあります。
しかし、学力試験において頭の良い受験生を選別している訳ではありません。
学力試験を通じて、「学習への取組み度合い」「勉強に対するやる気」が確認されています。
入学後にどのような学習指導を実施するべきか?ということが確認されているのです。
「現在の学力レベル」と「面接で確認した本人のモチベーション」を総合的に考慮して、その通信制高校においてどのような対応ができるのかを確認しています。
学力試験を実施する通信制高校
一般的に、「公立の通信制高校」の方が入学試験で学力試験を実施することが多いと思います。
例えば、東京都立の通信制高校(新宿山吹高校、砂川高校など)では、学力試験が実施されています。
「私立の通信制高校」においても、クラーク記念国際高等学校のようにキャンパスや学習コースによって学力試験を実施しています。
ただし、入試(学力試験)の出題科目は、少なめです。
試験が実施される場合でも、「国語・英語・数学」の基本3教科だけが実施されると考えておいて良さそうです。
試験時間は1科目20分程度の学校も多いので、難しい問題は出題されません。ただし、1科目60分程度の学力試験が実施される場合には事前に対策しておく必要があります。
学力試験を実施しない通信制高校
勉強の遅れが気になる人や、試験を受けたくない人は「学力試験がない」通信制高校・サポート校の受験がおすすめです。
学科試験を実施していない通信制高校は複数存在します。
最も、入学試験においては、
「書類選考」
「面接試験」
を実施する学校がほとんどです。「作文」を書くケースもありますが、作文は面接の補助資料的な位置付けだと思っておいても大丈夫でしょう。
筆記試験が苦手な人は、「学力試験」が実施されない通信制高校を選択すると良いでしょう。
合格しやすい通信制高校
通信制高校の入学試験に落ちることは、ほとんどありません。
事前準備しておけば、まず不合格になることはありません。
しかし、定員オーバーなどの理由で希望のキャンパスや学習コースに進学できないケース(不合格になるケース)は確かにあります。
早めの情報収集と対策準備が必要ですが、定員オーバーの心配が少ない全国規模の「広域通信制高校」も選択肢の中に入れておけば、まず不合格になる心配はないでしょう。
「広域通信制高校」は、全国各地に学習施設があったり、年数回の集中スクーリングを実施しています。
私立の通信制高校が多いですが、就学支援金制度を活用して学費を安く抑えることができます。
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